横浜高校のプロ注目左腕投手・奥村頼人投手が、西日本短大付の強力クリンナップを3者連続3球三振に仕留めるなど、4回パーフェクト5奪三振の投球を見せた。
イマキュレートイニング
打者3人を3球三振に抑えることを「イマキュレートイニング」と呼ぶようだが、奥村頼人投手は6回から登板すると、いきなり対戦したクリンナップトリオ、西日本短大付の3番・斉藤大将選手、4番・佐藤仁選手、5番・安田悠月選手から3者連続3球三振を奪った。
「一番流れを変えられるのは三振」と話し、直後に横浜打線が4安打で3点を奪って勝ち越し勝利した。まさに流れを変えてチームに勝利をもたらすエースのピッチングだった。
その後も9回まで打者3人に抑えるパーフェクトピッチングで、4回0安打5奪三振無失点と完璧な投球を見せた。「一球一球、全力で。厳しいところに投げられた」と話した。
この日の第1試合で健大高崎の石垣元気投手が155キロを連発していたが、「凄えなと思いましたけど、球速に対して対抗心はない」と話す。奥村投手もこの日146キロを記録しており、球速も十分あるが内容で石垣投手に対抗した。
事前は関東大会でも対戦した健大高崎戦、下重投手、石垣投手の健大高崎に、織田翔希投手と奥村投手で投げ合いを演じる。
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【センバツ】横浜 19年ぶりベスト4 左腕・奥村頼人 3者連続3球三振 - スポニチ Sponichi Annex 野球
出番は1―1の6回だった。横浜の背番号1の左腕・奥村頼人(3年)が2番手でマウンドへ。「一番流れを変えられるのは三振」と腕を振った。
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