2025年の選抜高校野球大会は横浜高校が優勝し、智弁和歌山が準優勝して幕を閉じた。決勝でも注目の横浜・阿部葉太選手、智弁和歌山・藤田一波選手などが活躍を見せたが、今大会は2年生の選手が注目された。
2年生
決勝でも先発して5回1/3を1失点に抑えた横浜高の織田翔希投手を始め、沖縄尚学の末吉良丞投手、市和歌山の丹羽涼介投手などが140キロ後半の速球を投げて序盤は注目された。
終盤では山梨学院の菰田陽生投手が登板すると152キロを記録して話題をさらうと、健大高崎の青柳監督が「走攻守そろったドラフト上位候補になれる」と評価する石田雄星外野手も、1番打者として抜群の足を見せていた。
花巻東でも1回戦は故障で出場できず本来の調子ではなかったが、古城大翔選手が恵まれた体からの強烈なスイングを見せた他、4番を売った赤間史弥外野手も木製バットで長打を放つなど注目された。
サク越本塁打
ホームランは今年は6本でサク越え弾は4本、昨年の3本塁打(サク越2本)から倍増した。そのうちの1本を放った阿部葉太選手は決勝戦でも逆方向への打撃を見せると、守備でも試合の流れを奪うセンターでの好捕を見せた。打席での落ち着き、スイングの強さ、そして足もある三拍子が高いレベルで揃った選手で、現時点では大学進学とも言われるがその動向が注目される。

【2025センバツ】注目選手ランク別まとめ
明日から開幕するセンバツ高校野球大会に出場する注目選手を挙げてきたが、注目度AとBの選手をまとめてみる。

【センバツ】際立った2年生の活躍 低反発バット導入から1年、本塁打数は前回大会から倍増 - センバツ : 日刊スポーツ
雨天順延なく予定通り13日間の日程を消化した今大会は、2年生の活躍が際立った。決勝戦のスタメンには横浜が最速152キロ右腕の織田ら3人、智弁和歌山は扇の要を務… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

【センバツ総括】“低反発バット”に徐々に対応 多項目で「打」の成績向上 - スポニチ Sponichi Annex 野球
【センバツ総括】低反発の新基準バットが導入されて2度目の選抜。本塁打数は3本(ランニング弾1含む)だった昨年から6本(同2)となったが、その他の数字も選手がバットに対応できていることを表していた。
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