近江の148キロ右腕・上田健介投手が8回2失点の粘投、宿敵・滋賀学園を下し2年ぶり近畿大会へ

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秋季高校野球滋賀大会は6日に準決勝が行われ、近江が延長10回タイブレークの末に宿敵・滋賀学園を8-6で下し、2年ぶりとなる近畿大会出場を決めた。来秋ドラフト候補の最速148キロ右腕・上田健介投手(2年)が先発し、8回1/3を2失点と粘りの投球でチームを勝利に導いた。

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9回途中まで2失点、宿敵相手にエースの投球

公式戦3連敗中だった宿敵・滋賀学園との大一番。エースの上田健介投手は、最速143キロのストレートを計測。それでも9安打を許したものの、要所を締める粘り強い投球で8回1/3を2失点にまとめた。「フォームのバランスを意識して投げました。気持ちを切り替えられたことが良かったと思います」と、苦しみながらも試合を作った自身の投球に納得の表情を見せた。

9回途中に体の左半身がつって無念の降板すると、4点をリードしていたが同点に追いつかれて延長戦に突入する。しかし、タイブレークを制してようやく勝利を手にした。多くの選手が嬉し涙を流し、小森博之監督も「最後にチームが一つになってくれた。よくやってくれました」と選手たちを称えた。

プロも注目、世代屈指の本格派

近江高校といえば、二刀流として活躍した山田陽翔投手の活躍が思い出される。滋賀の王者に君臨し、2022年に埼玉西武にドラフト5位で指名された。上田投手も投球スタイルが山田投手に似ていて、頼れる柱としても近いものがある。

そして上田投手は182cm80kgと山田投手よりも体のサイズがあり、最速148キロの速球に、この日見せた粘りの投球もできるなど、来年のドラフト候補として注目される存在になってくる。横浜の織田翔希投手や沖縄尚学の末吉良丞選手、山梨学院の菰田陽生選手が注目される中で、上田投手も注目の一人になりそうだ。

上田 健介 プロフィール

  • 氏名:上田 健介(うえだ けんすけ)
  • 所属:近江高校 2年
  • 出身:和歌山県伊都郡かつらぎ町
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:182cm80kg
  • 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。最速148キロの本格派右腕。秋季滋賀大会準決勝で8回1/3を2失点と好投し、チームを2年ぶりの近畿大会出場に導いた。
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高校野球の滋賀大会は6日に準決勝が行われ、近江が滋賀学園を延長10回タイブレークの末に8―6で制し、2年ぶり25度目の近畿大会出場を決めた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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