ヤクルトドラフト6位・NTT東日本の石井巧選手が準決勝で敗退「何も貢献できず悔しい」、 プロの舞台で悔しさ晴らす

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社会人野球日本選手権は11日、準決勝が行われ、NTT東日本がヤマハ(静岡)に3-6で敗れ、決勝進出を逃した。今秋ドラフト会議でヤクルトから6位指名を受けた石井巧内野手(23)は「2番・遊撃」で先発出場したが無安打に終わり、悔しい形で社会人野球のキャリアを終えた。「日本一だけを目指してやってきたので悔しい」と唇をかみ、プロの世界での飛躍を誓った。

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準々決勝のヒーロー、準決勝は無安打に

前日の準々決勝で決勝打を放つなど、チームを4強に導いた石井巧選手。しかし、この日の準決勝では快音は聞かれなかった。初回無死一塁の場面で死球を選び、2点目のホームを踏んでチームに貢献したものの、その後の打席は沈黙。社会人最後の試合は、3打数無安打2三振という悔しい結果に終わった。

「何も貢献できずに終わってしまったので悔しい」と、試合後は肩を落とした。チームの日本一を誰よりも願っていただけに、「悔しい」と何度も繰り返した。

「0から始まった社会人生活」 兄と同じ舞台へ

それでも、NTT東日本で過ごした2年間は、石井選手にとって大きな財産となった。「これといったものがないまま入社して、バッティングも守備も走塁も0から始まった社会人生活。いろんなアドバイスをもらいながら、自分としてのスタイルは見えてきつつある。成長させてもらった2年間だった」と、会社への感謝を口にした。

大会後は、兄・石井一成選手(日本ハムからFA宣言)と同じプロの世界に飛び込む。「まだ今も兄がプロ野球選手だという実感がなくて、不思議な感覚」と語りつつ、「活躍している姿を見るとすごいなと思いますし、同じ舞台でできるので聞けることは聞きたい」と、先輩プロ野球選手でもある兄の背中を追う。

「すべてにおいて1軍で戦うレベルに足りていない。明日から練習します」と謙虚に語り、「堅実なプレーでチームを勝たせられるような選手になりたい」と、プロでの活躍を誓った。

石井 巧 プロフィール

  • 氏名:石井 巧(いしい たくみ)
  • 所属:NTT東日本
  • 出身:作新学院高校 – 中央大学
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:179cm・82kg(記事外情報)
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト6位(ヤクルト)。走攻守のバランスが取れた遊撃手。日本選手権準々決勝で決勝打を放つ活躍を見せた。兄は日本ハム・石井一成内野手。
2025年度-社会人内野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511110001744.html

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/11/kiji/20251111s00001003021000c.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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