神戸国際大付・石原悠資郎選手が神宮で公式戦初アーチ、21年ぶり初戦突破に貢献

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第56回明治神宮野球大会は15日に2回戦が行われ、神戸国際大付(近畿・兵庫)が中京大中京(東海・愛知)に7-0で7回コールド勝ちし、2004年以来21年ぶりの初戦突破を果たした。来秋のドラフト候補にも挙がる「5番・左翼」の石原悠資郎内野手(2年)が、公式戦初となる本塁打を含む2安打2打点の活躍。「嵐を呼ぶ男」の異名を持つスラッガーが、チームを準決勝進出に導いた。

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110キロの巨体で公式戦初アーチ

まさに「嵐を呼ぶ男」の一振りだった。1-0で迎えた2回先頭、石原悠資郎選手は「いい感触だったので、行ったかなと」という完璧な当たりで、右中間最深部へ高校通算15号となるソロ本塁打を叩き込んだ。これが意外にも公式戦では初アーチ。「めちゃくちゃ気持ちいい」と、神宮の空に快音を響かせた。

勢いは止まらず、5回2死一、三塁の場面でも左前適時打を放ち、この日2安打2打点。チームも3本塁打を含む8安打7得点と打線が爆発し、強豪・中京大中京を相手にコールド勝ちを収めた。

名前の由来は“石原裕次郎”、「嵐を呼べました」

178cm110kgという巨漢スラッガーの名前の由来は、昭和の大スター・石原裕次郎さん。母方の祖父・宮崎一一(かずいち)さんが大ファンで、娘(石原選手の母)が石原姓の男性と結婚したため、「石原と言えば裕次郎だ」と命名されたという。

お気に入りの曲も、もちろん石原裕次郎さんの「嵐を呼ぶ男」。近畿大会準決勝の大阪桐蔭戦でも決勝打を放っており、その勝負強さからついたあだ名だ。この日の活躍に、本人は「嵐を呼べました」とはにかんだ。

亡き祖父との約束、目指すは日本一

その活躍を天国で喜んでいる人がいる。今年4月に他界した、名付け親でもある祖父の一一さんだ。生前、「絶対に甲子園に連れていく」と約束を交わしていたという。まずは来春のセンバツ出場を確実にしたが、目標はさらにその先にある。

現在、キレを出すため15キロ減の95キロを目指してダイエット中というパワー自慢の2年生。「もっと大事な場面で打っていけるように」と、同校初の神宮大会優勝へ向け、さらにバットを振り込む。

石原 悠資郎 プロフィール

  • 氏名:石原 悠資郎(いしはら ゆうじろう)
  • 所属:神戸国際大学附属高校 2年
  • 出身:岡山県岡山市
  • ポジション:外野手・内野手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:178cm・110kg
  • 主な特徴や実績:2026年ドラフト候補。高校通算15本塁打。110kgの巨体から長打を放つ右のスラッガー。名前の由来は石原裕次郎さんから。神宮大会初戦で公式戦初本塁打を記録した。
2026年度-高校生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【明治神宮大会】神戸国際大付の「嵐を呼ぶ男」石原悠資郎が公式戦初アーチで7回コールド勝ち「めちゃくちゃ気持ちいい」 - スポーツ報知
神宮にも嵐を呼んだ。1点を先行した2回だ。神戸国際大付の石原悠資郎(ゆうじろう)左翼手(2年)が、右中間最深部へ公式戦初アーチを架けた。「いい感触だったので、行ったかなと。めちゃくちゃ気持ちいい」。

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/15/articles/20251115s00001002087000c.html

httpss://www.sanspo.com/article/20251115-RMZEPWVOWBOTTNC5YOH7ANGVQM/?outputType=theme_highschoolbb

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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