【明治神宮大会】立命大が初の決勝進出、高橋大和投手が投打に躍動し若田部投手も全国デビュー

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明治神宮野球大会の準決勝が11月18日に行われ、関西五連盟第二代表の立命館大学が名城大学を1-0で下し、同校史上初の決勝進出を決めた。この試合では、今大会初登板初先発の高橋大和投手(2年・社)が6回無失点の好投に加え、決勝点となるセーフティーバントを決める活躍。救援陣ではソフトバンク・若田部健一コーチの次男、若田部達生投手(3年・福岡大大濠)が全国デビューを果たし、完封リレーで悲願の初優勝に王手をかけた。

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「9番・投手」高橋大和、自らのバットで決勝点

先発のマウンドを託された高橋大和投手は、182センチの長身から投げ込むボールで名城大打線を翻弄。被安打5と走者を背負いながらも要所を締め、6回を無失点に抑える力投を見せた。

さらにバットでも貢献した。0-0で迎えた4回2死三塁の好機。「打てないんやしセーフティーすれば?」というチームメートの助言を受け、初球に意表を突くセーフティーバントを敢行した。50メートル6秒1の俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、三塁走者が生還。これが決勝点となった。

DH制のない大会で、「9番・投手」として出場した高橋投手。「バントは失敗したことがないかもしれない」と語る器用さと足で、チームを勝利へ導いた。

父は日本一コーチ、“若田部Jr.”が148キロデビュー

1点リードの8回からは、3番手として若田部達生投手がマウンドへ。父は今季ソフトバンクで日本一に輝いた若田部健一投手コーチ、姉は元HKT48でフジテレビ記者の若田部遥さんという注目右腕が、ついに全国の舞台でベールを脱いだ。

先頭打者を自己最速タイの148キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、8回は三者凡退の完璧な立ち上がり。「直球やツーシームは通用すると自信になった」と手応えを掴んだ。

しかし、9回に先頭への四球と犠打で1死二塁のピンチを招いて降板。「抑えで先頭四球は一番ダメ」と反省を口にしたが、後を受けたドラフト候補左腕・有馬伽久投手(3年・愛工大名電)が見事に火消しに成功。「有馬魔神」の救援で1点を守り切り、若田部投手にも笑顔が戻った。

親子での日本一を目指し、立命大は19日の決勝で、大会連覇を狙う青山学院大学と激突する。

高橋大和 プロフィール

  • 氏名: 高橋 大和(たかはし・やまと)
  • 所属: 立命館大学(2年)
  • 出身: 社高等学校(兵庫)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投左打
  • 主な特徴や実績: 最速140キロ台中盤の直球を武器とする長身右腕。社高校時代には甲子園に2度出場。50m6秒1の俊足と高い身体能力を誇り、神宮大会準決勝では決勝セーフティーバントを決めた。

若田部達生 プロフィール

  • 氏名: 若田部 達生(わかたべ・たつき)
  • 所属: 立命館大学(3年)
  • 出身: 福岡大学附属大濠高等学校
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投左打
  • 主な特徴や実績: 父はソフトバンク・若田部健一コーチ。高校時代は山下舜平大(オリックス)の2学年後輩として指導を仰いだ。大学で投手に専念し、独特な軌道のツーシームと最速148キロの直球を武器にリリーフとして台頭。
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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