【2025新入団選手発表】巨人の新入団選手の推定年俸・背番号と活躍予想

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読売ジャイアンツは、東京ドームのファン感謝祭で新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。

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巨人2025年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 竹丸和幸 鷺宮製作所 179/75 左左 10000 1600 21
2 田和簾 早稲田大 183/87 右右 7000 1200 30
3 山城京平 亜細亜大 174/70 左左 6000 1000 36
4 皆川岳飛 中央大 182/88 右左 5000 1000 39
5 小濱祐斗 沖縄電力 180/86 右右 5000 1000 33
6 藤井健翔 浦和学院 181/96 右右 3000 540 99
育1 冨重英二郎 BC神奈川 178/82 左左 290 400 011
育2 林燦 立正大 183/85 右右 290 400 012
育3 松井蓮太朗 豊橋中央 176/79 右左 290 360 006
育4 河野優作 愛知学院大 180/90 左左 290 400 047
育5 知念大成 オイシックス 181/86 左左 290 400 003

新人選手の横顔

ドラフト1位・竹丸和幸選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆

社会人の名門・鷺宮製作所から1位指名を受けた即戦力左腕。179cmと上背はそこまで大きくないが、右打者に対して150キロを越す速球をアウトローへ決め、そしてチェンジアップで空振りを奪うという左腕の基本的なパターンで三振を奪える。

貴重な即戦力の先発左腕であり、今年1年間活躍したとしても、無理がそれほどない形だったと見られ、来年の開幕ローテーション入りも視野に入り、1年目から二桁勝利を期待したくなる完成度の高さがある。1年目は6勝から8勝を挙げ、高橋優貴投手(2018年ドラフト1位)の1年目の成績以上は残せるだろう。問題は2年目以降で、今の投球に更に上澄みができる伸びしろがどれだけあるか。背番号21を背負い、巨人の左のエースとしての階段を駆け上がってほしい。

ドラフト2位・田和簾選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

早稲田大学から入団の大型右腕。183cm87kgとエンジンの大きさは十分で、大学野球の聖地・神宮で培った経験値は高い。右のサイドハンドからのストレートは、バッターに差し込める強さがあるが、大学ではその状態にやや並があった。そして得意のシンカーは、未完成ながらも曲がりの大きさや鋭さなどは注目される球で、これが精度よく投げられるようになれば、西武で活躍した潮崎投手のようになれるかもしれない。

リリーフとして投げていたが、先発も期待されているという。制球力に少し課題があるのと、力があっても早稲田大の看板を背負う所まで行けなかったメンタルもあり、即戦力というよりは、良い球の割合を増やすために、少し時間をかけて育成し、自信を持って投げられる所まで育てたい投手だと思う。

ドラフト3位・山城京平選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

亜細亜大学出身の左腕。174cm70kgと小柄ながら、154キロを記録するそのストレートの威力は、今年のドラフト候補左腕で随一、竹丸投手も凌ぐ。戦国東都で揉まれたマウンド度胸と技術は本物だが、課題は制球力と変化球となるだろう。強い球でどれだけストライクゾーンで攻められるようになるか。そして、決め球として使える変化球を手にすることができるか。

1年目からリリーフである程度投げられてしまうと思うが、投げながら育てていくのか、きっちりとファームでしっかりと体を作っていくのか。個人的には体重が80kgくらいになってどんな球を投げるようになっているのかを見て、1軍のマウンドに送り出したい。

ドラフト4位・皆川岳飛選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

中央大学からの中距離ヒッターとして期待される外野手。182cm88kgと恵まれた体格を持ち、中央大の牧秀悟選手や森下翔太選手と比べても、飛距離の点では負けていない。右投げ左打ちでライトスタンドにはとんでもなく大きな当たりを見せる事もあるだろう。

打撃センスもある方だと思うが、少し固さもあるのも事実で、プロ1軍の変化球や制球にどれだけ対応できるかという所。中大先輩の亀井選手のように柔軟さを持つタイプになるのか、カチンと強い打球をを飛ばす選手になるのか、まずはプロのスピードに対応し、二軍で打率か本塁打かの成績を残したい。

ドラフト5位・小濱祐斗選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

沖縄電力から入団の24歳で、即戦力としての期待がかかる内野手。180cm86kgの体もあるが、長距離打者ではなくショートとしての堅実な守備と、50m6.0秒の足がある大型遊撃手タイプ。社会人で鍛えられた守備力と、勝負強い打撃が特徴の選手だ。

ただし、長打力も体のサイズに見合ったものがあり、プロ入り後に求められれば長打を狙うタイプへと変貌を遂げるかもしれない。またユーティリティーさも感じさせ、強打の外野手となっている可能性もあり、プロ入り後にどの様に変わっていくのかを見てみたい選手でもある。チーム事情によっては1年目から一軍ベンチ入りし、控えの内野手として起用される可能性もある。ショートやサードのポジションを争うのは石塚選手など強力だが、食らいついてゆきたい。

ドラフト6位・藤井健翔選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

名門・浦和学院から指名された高卒の内野手。181cm96kgという高校生離れした堂々たるサイズを誇る。高校生ながらプロ野球選手の右の強打者のような雰囲気で打席に入っており、その前後の動きも見ている人を意識しているような感じを見せていた。増田陸選手や中山礼都選手のような感じで、許されるなら時間をかけて育てたいタイプ。

背番号99も大打者を予感させる。まずはプロのスピードに対応するために、ファームでじっくりと育成し、豪快なホームランを量産するスラッガーへと成長してほしい。未来の主軸としての期待値は非常に高い。

育成指名選手

冨重英二郎投手(BC神奈川)は良い時のピッチングは、竹丸投手や山城投手など、今年の左腕投手の上位候補選手にも引けを取らない投球を見せる。ただしアピールのタイミングで結果を残せなかった事もあり、精神面と言えるだろう。知念大成選手(オイシックス)は2年連続でイースタン・リーグで好成績を残しており、昨年は首位打者、今年は本塁打を放つなどプロ入りに向けて強い精神力でスタイルを変えてきた。既にファームのレベルで活躍できることは証明済みで、1軍でできそうという判断も近いかもしれない。

林燦投手(立正大)、河野優作投手(愛知学院大)の大学生投手陣もサイズがあり楽しみな素材。育成で唯一の高卒となる松井蓮太朗捕手(豊橋中央)は、じっくりとプロの捕手としての技術を磨いてほしい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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