145キロ右腕・聖光学院の湯浅京己投手がBC富山からNPB目指す

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聖光学院で投手転向から半年で145キロを記録した湯浅京己投手が、BCリーグの富山からNPB入りを目指す。

2年冬に投手転向

湯浅京己投手は聖光学院で内野手としてプレーしたものの、2年生の秋までは成長痛のため腰痛に悩まされ、記録員などをしていた。そして2年生の冬に腰痛がおさまると、投手に挑戦することを決めた。

転向するとすぐに135キロの質の良い球を投げ、それが評価されて3年生の春は初のベンチ入りを果たした。そして福島大会決勝では4回3失点ながら公式戦初登板も果たした。

夏も背番号18でベンチ入りすると、3回戦で1イニングを投げ、そこで自己最速となる145キロを記録、甲子園ではベンチから外されたものの、ドラフト候補として名前が挙がるようになった。

BCリーグからNPB目指す

湯浅投手は昨年秋のBCリーグのドラフト会議で富山から1位指名を受けた。公式戦はわずか2試合だが、腰痛が治り、投手転向してわずか半年で145キロを記録するなど伸びの勢いがある。182cmの湯浅投手は本格派右腕として期待される。

「今から自分を追い込んで、1年目からチームの優勝に貢献したい。その先にプロがある」と話す湯浅投手、実戦での登板が増えれば評価は上がっていくと思う。今年1年でさらに成長しそうで、1年でNPB入りをする可能性もありそうだ。

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転向直後に計測した135キロの直球が評価され、3年春の県大会で初ベンチ入り。同決勝に先発し4回3失点で公式戦デビューを果たした。同年夏の県大会も背番号18で3回戦に登板。1回を投げて自己最速の145キロをマークしたが、甲子園でのベンチは外れてしまった。聖地のマウンドに立てなかったが、聖光で過ごした時間を、誇りに思っている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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