BCリーグでドラフト候補と注目される選手が選抜され、ドラフトまで1カ月を切ったこの日、巨人3軍と対戦をした。試合後に武蔵の松岡洸希投手にNPB球団から調査書が届いた。
高校時代遊撃手
松岡洸希選手は桶川西高校出身で、高校時はショートとしてプレーしており、登板すると143キロを記録する肩の強さがありドラフト候補として名前が挙がっていた。BC武蔵はその松岡投手を獲得すると、元プロの角監督、片山コーチが投手としての可能性を評価してサイドスローに転向させると球速は147キロを記録し、高校卒1年目で32試合に登板して27回2/3を投げ33奪三振、防御率3.58を記録、リーグ屈指の投手となった。
松岡投手は6月にも選抜チームとして横浜DeNAの2軍と対戦し、1回で3三振を奪っていたが、この日も8回に登板すると自己最速となる148キロを記録、1回2奪三振で無失点に抑えた。「状態は良かったです。アドレナリンも出ていたので、速い球がいきました」と話し、納得の表情を見せた。
この日は国内10球団、メジャー2球団の12球団のスカウトが視察をした。すでに松岡投手に注目している球団があり、調査書を受け取っているというが、試合後に新たに国内球団から調査書を受け取ったという。
高校卒1年目の若さもあり、投手を本格的に始めて6か月という伸び盛りの逸材、ドラフト会議の指名がありそうだ。
2019年度-独立リーグ・海外投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-BCリーグのドラフト候補リスト
日米10球団以上のスカウトが視察する中でのパワーピッチングに「状態は良かったです。アドレナリンも出ていたので、速い球がいきました」と松岡。桶川西時代は無名の存在で、3年夏の埼玉大会は前年全国制覇の花咲徳栄に初戦敗退した。大学からの誘いもあったが「1年でNPBに行きたくて」と地元埼玉に本拠を置くBC武蔵を志望した。
8回から登板した武蔵の19歳、松岡洸希投手が1イニングを2奪三振で無失点。この日は同リーグからの指名を目指すNPB10球団、メジャー2球団のスカウト陣が見守った。すでに松岡を高く評価している球団もあるが、試合後すぐ、新たにNPB球団から武蔵に調査書が届いた。
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