トヨタ自動車が日本生命と練習試合を行い、187cm右腕の嘉陽宗一郎投手の登板に広島スカウトが注目をした。
5回3失点も5奪三振
嘉陽宗一郎投手は187cmの長身右腕で、亜細亜大の1年時に147キロを記録したが、その後は球速や落ち、制球を重視するピッチングをする投手となってトヨタ自動車に進んだ。今年は社会人2年目となりドラフト指名解禁となり、その投球が注目されていた。
この日は日本生命と練習試合を行い、嘉陽投手が先発すると5回を投げて3安打3失点、2回にホームランを浴び、5回に四球から2点を失った。しかし、角度のあるストレートと磨いているというカーブで5つの三振を奪った。「制球もまとまってきている。ドラフトに向けて、やるべき事をやろうという気持ち」と話し、ドラフト会議に向けた意気込みを見せている。
この日は広島の松本スカウトが視察をしたが、「緩急が付けられるようになった。制球もいいし、三振も取れる」として評価した。球速は大学1年時には戻らないが、長身からの角度を持った投手で、プロ入りをきっかけに前の球威が戻るかもという思いもある投手だけに、今年のドラフト会議が注目される。
トヨタ自動車・嘉陽5回3失点、変化球生かし粘投 – アマ野球 : 日刊スポーツ 2019/9/20
視察した広島松本スカウトは「緩急が付けられるようになった。制球もいいし、三振も取れる」と話した。
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