横浜商大と横浜DeNAのプロアマ交流戦が行われ、プロ注目の岩貞祐太投手と西宮悠介投手が登板、スタンドには阪神、千葉ロッテなどのスカウトが視察に訪れた。
先発は岩貞投手、初回に桑原将志選手(2011年横浜DeNAドラフト4位)にヒットを打たれた後に後藤武敏選手に2ランホームランを打たれて2失点したものの、2回から5回までは4三振を奪う投球を見せ、5回を投げて5安打2失点4奪三振の好投を見せた。
岩貞投手182cmの長身左腕投手で146km/hの速球を投げ、安定したピッチングが持ち味のエース。「コースは悪くなかったし、本塁打になるとは…。プロの力を感じた」と話したものの、手ごたえを感じただろう。
また7回からはもう一人のドラフト注目左腕・西宮悠介投手が登板すると、7回は2アウト満塁のピンチを迎えたものの、桑原将志選手を三振に斬って取り抑えると、8回は森本稀哲選手、嶋村一輝選手といった1軍でも活躍するバッターから連続奪三振を奪った。9回も三者凡退に押さえて2-2で試合終了、西宮投手は3回を投げて2安打3奪三振無失点と、こちらも好投を見せた。
西宮投手は昨年の横浜DeNAとの対戦でサヨナラ負けを喫しており、「1年前の試合でサヨナラ打を打たれて悔しかった。リベンジできて成長を実感した」と話した。140km/h後半の速球とキレ味鋭いスライダーが魅力の投手で、今年も活躍しそうだ。
対戦した横浜DeNAのほか、阪神、千葉ロッテが視察するなど注目度の高い両左腕投手、ドラフトでは上位指名の可能性が高い。まずは昨年秋の王者、桐蔭横浜大とリーグ戦で対戦するが、優勝して全日本大学野球選手権に出場することが上位指名の鍵となりそうだ。
先発したエース・岩貞は初回1死、後藤に右越え2ランを浴びるなど、5回5安打2失点で降板。「コースは悪くなかったし、本塁打になるとは…。プロの力を感じた」。7回から登板した西宮は2死満塁のピンチを招いたが桑原を空振り三振。3回2安打無失点で「1年前の試合(DeNA2軍戦)でサヨナラ打を打たれて悔しかった。リベンジできて成長を実感した」と笑顔で振り返った。
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