仙台育英のドラフト注目スラッガー・上林誠知選手、3打数2安打4打点と調子を上げ選抜へ

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 選抜大会に向けてプロ注目のスラッガー、仙台育英・上林誠知選手が調子を上げているようだ。

 仙台育英は福島県の東日本大昌平グラウンドで合宿を行っているがチームの紅白戦で4番で出場すると、ホームランこそ無かったものの3打数2安打4打点と活躍、2四球を選ぶなど貫録十分の打席を見せた。

 上林選手は昨年の国体でホームランを放つと、東北大会では2試合連続ホームラン、推定135mの特大弾でスタンドを沸かせた。明治神宮大会でも準決勝の北照戦で満塁ホームランを放ち、プロのスカウトから注目されているスラッガー。

 上林選手は合宿で「第1週は違和感を覚える、第2週は言い訳をしない、今週は実戦感覚をつかむ。チームとして徐々にステップアップできたと思う」と話し目標をしっかりと持って成長している。そしてセンバツについては「あまり直球を投げてこないと思う」と、既に注目されているスラッガーだけに相手投手が変化球中心に勝負することを想定し、変化球を狙い打つ練習をしているとのこと。

 長打力だけではなく、50m6.0秒の俊足に遠投100mの肩を持ち、3拍子揃ったスラッガーとして、プロを志望すればドラフト上位候補は間違い無いだろう。チームは6日から沖縄合宿を行い、練習試合解禁の8日からは6日間で10試合をこなすという。実践の中でさらに磨かれた上林誠知選手が甲子園で見られそうだ。

 

 今年初の紅白戦で、主砲の上林が期待通りの活躍だ。1回無死満塁で先制の左前2点適時打、3―0の2回2死二塁は左前適時打と、コースに逆らわない打撃で3打数2安打4打点(2四球)。「逆方向に安打が出るのは調子がいい」と納得の表情を浮かべた。

 

 2月16日から週末に行ってきたいわき合宿では、毎週異なるテーマがあった。「第1週は違和感を覚える、第2週は言い訳をしない、今週は実戦感覚をつかむ。チームとして徐々にステップアップできたと思う」(上林)。約3か月ぶりだった土のグラウンドに慣れるところから始まり、実戦をこなすまで感覚を取り戻したチーム。そのなかで上林は公式戦を想定し、「あまり直球を投げてこないと思う」と狙い球を変化球に絞って結果を残した。試合も主力中心の紅組が11―1で大勝した。

 

 チームは6日に沖縄へ移動し、練習試合解禁日の8日以降は6日間で10試合と実戦を重ねてセンバツへ臨む。上林は「いいイメージを持ってセンバツに向かいたい」ときっぱり。プロ注目の俊足好打の左打ちスラッガーが、その強打でチームを明治神宮大会に続く日本一に導く。

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