日本生命・小林誠司捕手に巨人、中日、横浜DeNAの3球団が視察

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 JABA京都大会では日本生命vs新日鉄住金広畑の試合が行われ、日本生命のドラフト候補捕手・小林誠司選手が3打数2安打を記録した。

 リード面では7回に4失点し逆転負け、花野監督からは「低めに集めてゴロを打たせるリードができていない」と指摘されたものの、この日は、巨人、中日、横浜DeNAの3球団が視察、巨人の山下スカウト部長は「打撃にミート力が付いた。変化球にも対応できており、社会人の経験が生きている。」と打撃について高い評価をしている。

 小林選手は同大時代は時折見せる一発が魅力の選手だが、アベレージも残せるような感じになってきたようだ。巨人は2軍との交流戦でスカウト複数人でチェックをしているが、この日も山下スカウト部長が視察したという事で本気度は高い。巨人のどらふと1位はなんらかで1番で無ければならない、という事で、高校NO1投手・松井裕樹投手、社会人NO1捕手・小林誠司選手に絞られていく事になりそうだ。

 中日もこれまでFA等で捕手を獲得していたが、ポスト谷繁を考える必要がある。大阪桐蔭・森友哉選手にも熱心だが、即戦力捕手として小林選手もドラフト1位候補に入ってくる。

 この日は井上晴哉選手がホームランを放った。その他、藤井貴之投手、吉原正平投手などが登板している。横浜DeNAは若手捕手については高城俊人選手や黒羽根利規選手などがいる。その対抗馬として捕手を獲得することも無くはないが、他のポジションに余裕が無い事から、小林選手よりも他の選手を視察したものと思う。昨年、井納翔一投手、安部建輝投手、赤堀大智選手、宮崎敏郎選手といった社会人選手を獲得しているが、今年も社会人選手の指名が多くなりそうだ。

小林に3球団!  - デイリースポーツ紙面:2013/5/2

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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