DeNA、ドラフト6位指名の青森大・蝦名達夫選手に指名あいさつ「抑えるのはしんどい打者」

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DeNAはドラフト6位で指名した青森大・蝦名達夫選手に、進藤編成部長、欠端スカウトが指名あいさつをした。進藤編成部長は「パンチ力のある右の外野手が欲しかった」と話した。

パンチ力のある右の外野手

この日、指名あいさつをした欠端スカウトは「甘い球は見逃さずに長打にでき、追い込まれたら逆方向に打てる。抑えるのはしんどい打者」と話し、進藤編成部長は「3拍子そろいパンチ力もある。ウチは左打者が多いので、パンチ力のある右の外野手がほしかった」と話した。

左の外野手では神里選手、乙坂選手、佐野選手、楠本選手、宮本選手など若い選手がそろう中で、右の外野手は青柳選手が戦力外となり、桑原選手と細川選手のみで、補強ポイントと合致した選手だった。

蝦名選手は185cm88kgの体だが50m6.0秒の足と遠投120mの肩がある。青森商時代に高校通算31本塁打を放ち、東京の東都リーグのチームからも誘いを受けたが、青森大へ地元で進学をした。北東北リーグも富士大や八戸学院大などに全国から選手が集まってくるが、1年生の秋にいきなり打点王に輝き、2年までに一塁手で2度のベストナインに輝いた。

3年時は春・秋共に無冠となったが、「宮崎さんのフォームを参考にしているのでいろいろ学ばせてもらいたい」と、これまで高く構えていたバットのグリップを宮崎選手のようにすると、4年春に3本塁打でホームラン王、秋は打率.460で首位打者を獲得、さらに4盗塁など足も見せて春・秋共にベストナインに輝いた。

DeNAでは宮崎選手もドラフト6位指名からセリーグの首位打者をとる選手に成長した。また今年4番も打った佐野選手はドラフト9位、楠本選手はドラフト8位で指名されている。ドラフト下位指名だが、宮崎選手という素晴らしい先駆者がいるのは良い環境となりそうだ。能力を評価し、そして補強ポイントと合致した素晴らしい縁となった。

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通算57勝の欠端スカウトは「甘い球は見逃さずに長打にでき、追い込まれたら逆方向に打てる。抑えるのはしんどい打者」と投手目線で評価。98年日本一のマシンガン打線の一角、進藤編成部長も「3拍子そろいパンチ力もある。ウチは左打者が多いので、パンチ力のある右の外野手がほしかった」と期待を寄せた。青森商では高校通算31発を放ち、東都の数チームからも勧誘されたが、青森北から青森大に進んだ細川(現ロッテ)に憧れ、「青森からプロに入りたい」と地元にとどまった。身長185センチ、体重88キロと大柄ながら50メートル走は6秒0、遠投120メートルとスケールは計り知れない。

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