18U世界選手権のコロンビア戦に先発したものの5回3失点で敗戦投手となった藤浪晋太郎投手、1回先頭打者に149kmを記録したストレートもスライダーも何を投げてもバットに当てられて粘られるなど、これまでに経験したことの無い相手だっただろう。相手はほとんどがMLBのマイナーリーグと契約している選手で、第1ラウンドの相手とはレベルが違っていた。5回を投げて5奪三振も6安打3失点という内容で降板、悔しいマウンドとなった。
しかし、この日視察した阪神、北海道日本ハム、横浜DeNA、埼玉西武、福岡ソフトバンクの5球団のスカウトは高く評価し、この日から視察にきている阪神・佐野統括スカウトは「去年から見ているけど、結果も出ているし落ち着いて投げている。球種も多彩でどれもキレがいい。今日は調子が悪かったかわからないけれど、要所ではいい球を投げている。いろんな面で成長している。」とコメントした。
横浜DeNAもこの日から高田GMと吉田編成部長が現地入りし、高田GMは藤浪投手について「直球も速いし、変化球も良かった。国際球に慣れるまで時間がかかると思うけど、バランスもいい。言うことは無い」と高い評価をした。
5回で降板した藤浪晋太郎投手、今日の韓国戦か明日のアメリカ戦に再び登板させることを小倉監督は示唆しており、先発になるかリリーフになるかはわからないが、次は結果を残せる投球を見せてくれるでしょう。
敗れはしたが、藤浪晋太郎投手(3年=大阪桐蔭)の高評価は揺るがなかった。今秋ドラフト1位候補として注目する阪神は、この日から佐野統括スカウトが視察。「去年から見てるけど、結果も出ているし落ち着いて投げている。球種も多彩でどれもキレがいい。今日調子が良かったかは分からないが、その割に制球していた」と評価。DeNA高田GMも「あれだけの速いボールを投げられて、投球バランスもいい。何も言うことなしです」と話していた。
コロンビア戦は阪神と日本ハムに加え、この日からソフトバンク、DeNA、西武が加わり、計5球団が視察した。午前中に韓国入りした阪神・佐野統括スカウトは藤浪について「調子が悪かったか分からないけれど、要所ではいい球を投げている」と評価した。DeNAの高田GMは吉田編成部長と編成2トップで現地入り。5回降板も「あれだけ速いボールを投げるし、バランスもいい。言うことはない」とべた褒めした。
世界一へ、痛すぎる1敗を喫した。しかし、肩を落としている暇はない。藤浪はすぐに視線を次戦へと切り替えた。
「あすも“行け”と言われたら、行けるように準備したい。先発でも行けるようにです」。エースの固い決意を受け、小倉監督も「あすも(先発は)あります。行けるなら行こうと思っている」と明かした。
対戦したコロンビアは米大リーグ球団とマイナー契約済み選手が6人並ぶ強力打線。直球の最速は149キロに抑え、制球重視の投球を展開した。だがボール1個分高めに浮いた球を相手は逃さなかった。「外国のチームは大振りだが、コロンビアはシャープに振ってきて対応できなかった」。2回1死二塁から自らの暴投と捕手・森の三塁悪送球で甲子園の準々決勝・天理戦の9回以来29イニングぶりの失点を許し、5回にも失策が絡んで2失点。5回3失点で公式戦では今年初黒星を喫した。
▼DeNA・高田繁GM 直球も速いし、変化球も良かった。国際球に慣れるまで時間がかかると思うけど、投球のバランスもいいし、何も言うことはない。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。
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