広島ドラフト3位・鈴木寛人投手と契約金4500万円、年俸600万円で仮契約

鈴木寛人

広島はドラフト3位で指名した霞ヶ浦の鈴木寛人投手と、契約金4500万円、年俸600万円で仮契約を交わした。ライバルのいる巨人と阪神に勝つことを誓った。

巨人と阪神に勝ちたい

鈴木寛人投手は仮契約後の会見で、ファンだったチームについて、「特にはなかったですけど、よく見にいくのは巨人でした。」と話し、巨人戦を見に行っていたと話した。そして、対戦したいチームについて聞かれると、「巨人に投げたい。打線が強いので、そういったところを抑えていきたい」と話した。

鈴木投手は187cmの上背があり、最速148キロの速球とスライダーで、この春から夏にかけて大勢のスカウトが視察をし、ドラフト上位候補と評価された。地元では常総学院の菊田拡和選手がホームランを量産しつづけ、常総に勝たなければ甲子園出場はないと成長を続けてきた。公式戦で常総学院と対戦したのは2018年の春季茨城大会の準決勝のみで、その試合に鈴木投手は登板しておらず菊田選手との直接対決は実現していないが、プロでお互いに成長したライバルとして対戦するところを見てみたい。

また鈴木投手は阪神にも勝つことを誓った。3年夏に圧倒的な投球で茨城大会を制して甲子園に出場したものの、甲子園の初戦で対戦した履正社打線に3回途中7安打7失点し降板した。井上広大選手に一発を浴びた。この投球について「2ストライクに追い込んでから打たれることが多かった。ここで抑えようと思った時に力んでしまうことがあった。」と話したが、セリーグの阪神にドラフト2位で指名された井上選手について、「自分の武器は真っすぐだけではない。自分の投球の幅を広げて、いろんな球種を使って、弱点を見つけていけたら。」とプロでのリベンジを誓った。

担当の尾形スカウトは「遠藤は柔らかくて、鈴木は強いという感じ。まだ体幹は弱いけど、ボールの力はあるし、スライダーは速く縦に落ちる。先発タイプですね」と話し、先輩で1軍で活躍を始めた遠藤淳志投手と比較する。まだ伸びしろ十分の鈴木投手、今は現役選手と同じランニングメニューをこなし、さらに追加して走り込みをしている。そして、「けん制だったり弱点を克服しようと思っています」と技術的な課題の克服にも取り組む。

きれいなフォームから低めに決まる真っすぐとスライダーは、プロの1軍で投げれば一目でファンになる人も出てくるのではないかと思う。

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身長187センチから投げ下ろす最速148キロの直球とスライダーが武器の右腕は、自身の性格を「負けず嫌い」と分析する。今夏はエースとして母校を4年ぶりに甲子園へ導いたが1回戦で阪神ドラフト2位井上広大外野手(18)を擁する履正社に打ち込まれ、井上には初回に1発を浴びた。「対戦できる機会があると思うので、そこでリベンジしたい」と逆襲を誓った。


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