日本ハムがドラフト7位の片岡奨人選手と仮契約、前向きな性格でプロ入りを勝ち取る

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北海道日本ハムは、ドラフト7位で指名した東日本国際大の片岡奨人選手と、契約金2000万円、年俸700万円で仮契約を交わした。前向きな性格が評価され、ドラフト7位でのプロ入りを勝ち取った。

3拍子揃った選手

3拍子揃った選手というと、阪神の鳥谷選手や糸井選手などに用いられる、打撃・肩・足で最高級に評価する言葉なのだが、現在は良い選手なのだが、どこが特に優れているのか見つけられない選手に使われる言葉として、評価するのにあまり良い表現ではなくなってきた。しかし、あえて片岡奨人選手には3拍子揃った選手と高い評価を込めて表現する。

片岡選手は札幌日大出身で、当時は1つ上に187cmの身長がありながら50m5.8秒を記録するスラッガーの松田進吾選手(日本製鉄かずさマジック)、また同学年には184cmから140キロ中盤の速球を投げる山本龍之介投手や、優れた野球センスを見せる吉田徹郎選手などがいた。甲子園こそ出場できなかったがすごいメンバーがいた中で片岡選手はプレーし、3年夏には1番センターで出場をしていた。

大学でも今年春のリーグ戦で打率.424、14得点、12打点でMVPを獲得する活躍を見せた。50m6.0秒の足と遠投110mの強肩がある、1番センターで光る選手だ。課題があるとすれば打撃だったが、大渕スカウト部長は「伸びしろを期待している。実際会ってみると前向きで誠実。伸びる要素を持っている」と前向きな性格を高く評価し、プロでも成長できる選手としてドラフト7位で最後に指名をした。プロの速球に対応するために、大渕スカウト部長からアドバイスを受け、ミートポイントを後ろに下げたフォームに既に挑戦をしているという。

片岡選手は、「3拍子そろったスケールの大きい選手が目標」と話す。打って走って守れる3拍子揃った選手としての活躍を期待したい。

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50メートル6秒0、遠投110メートルの右投げ左打ちは、早くも課題と自覚する打撃力アップに取り組む。大渕スカウト部長の助言でミートポイントを後ろに下げ、長く球を見られるフォームに挑戦中。大渕スカウト部長は「伸びしろを期待している。実際会ってみると前向きで誠実。伸びる要素を持っている」と期待を寄せた。

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