昨日、吉村GMがドラフト1位指名を公表した北海道日本ハム、苫小牧駒大の伊藤大海投手を単独1位指名できるかが注目される。
少し変わったタイミングでの1位指名公表
北海道日本ハムは、10月15日にスカウト会議を開き、吉村GMは、「一番いい選手を取りましょうということで、そこはブレない。全選手の評価をして、順位を付け、大学生投手がトップに来る。」と話し、候補は複数人としていた。
しかし、それから1週間が経ち、ドラフト会議の4日前の22日に、スカウト会議なども行われていない日に、伊藤大海投手の1位指名を決めた。15日の時点で1位指名を伊藤投手にすることは決まっていたとみられる。
おそらく、今日23日から25日にかけて各球団とも直前のスカウト会議を行う事になる。その前日のこのタイミングで1位指名を公表したのは、すでにオリックスが指名を公表している佐藤輝明選手や千葉ロッテが指名を公表している早川隆久投手から、指名を回避して伊藤投手の指名に変わることにくぎを刺した事になる。
スカウト会議の報道では早川投手の1位指名が有力と報じられており、北海道日本ハムも早川投手にいくなら、他の投手にという球団も出てきてしまう。伊藤投手は右の投手ではNO.1と評価される投手で、競合を避けた球団が伊藤投手に指名が集まってしまう可能性もあった。
北海道日本ハムは、2017年に清宮幸太郎選手の抽選を当てているが、2015年の高橋純平投手、2016年の田中正義投手、2018年の根尾昂選手、そして2019年の佐々木朗希投手と、1位指名でNO.1の選手を獲得できなかった。ダルビッシュ有投手や大谷翔平投手のように単独1位指名をすることがやはり望ましい。
この北海道日本ハムの1位指名公表を受け、指名を回避しようとする球団はトヨタ自動車の栗林良吏投手や、慶応大の木澤尚文投手に狙いを定める事になりそうだ。
ただし、伊藤投手は右のNO.1、公表をせずとも最初から狙っていたという球団がある可能性もある。ドラフト1位で単独指名となるかが注目される。栗山監督は、「絶対にウチに来るんだという思いはある」と熱い思いを寄せた。


この日に栗山監督も「絶対にウチに来るんだという思いはある」と獲得を熱望した。
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