北海道日本ハムは1月6日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で2026年最初のスカウト会議を行った。具体的な候補者名のリストアップは行わなかったが、栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)や大渕隆GM補佐兼スカウト部長らが出席し、近年加速するアマチュア選手のメジャー志向や海外大学への進学など、多様化する進路選択を前提としたスカウティング方針を確認した。
「来るのが当たり前」からの脱却、選手の選択肢に寄り添う
毎年、第1回目のスカウト会議では、スカウトの担当地区の配置決定や、今年のスカウティングの方針などを確認しているが、今年の台1回の会議も、具体的なドラフト候補の名前は挙げずに、スカウトの配置や方針の確認を行った。大渕スカウト部長は「「去年と同じ方針です。クロスするとか、早めに出しましょうとか、そういう確認をしました」(道新スポーツ)と話した。
方針の確認の中で大渕スカウト部長は、有望な選手たちが持つ選択肢の広がりについて言及。「日本だけじゃなくて、海外の大学とかマイナーとか、選択肢、進路があるということをみんなで共有しました(道新スポーツ)。」と語り、直接アメリカの野球に進んでいく最近のアマチュア野球選手の動向を確認した。
その上で、「来るのが当たり前というのは昔の世界。感覚的にはそうだったと思うんですけど、そうじゃないよねという確認をしました(道新スポーツ)。」と、従来の常識にとらわれない意識改革をスカウト陣に求めた。
栗山CBO「世界から日本へ」逆輸入も視野に
会議に出席した栗山CBOも、グローバル化する野球界の現状を踏まえた視点を提示した。「日本だけではなくて、逆に世界から日本に入ってくるパターンもある(スポーツ報知)。」と、海外の高校や大学を経由してNPB入りを目指す「逆輸入」のケースも想定。「ファイターズだけがいいということではなく、野球のためにどうやったらいいのか、本当に一人一人みんなで考えていかなきゃいけない時代になっている(スポーツ報知)。」と、球界全体の発展を見据えたスカウティングの必要性を説いた。
そして、昨年の第1回のスカウト会議でも情報を逃さないことををスカウトに求めたが、今年も「情報を挙げてもらわないと。とにかく情報が欲しい。分からないということだけは、なるべく避けたい(道新スポーツ)。」と、情報の精査と収集を徹底するよう指示をした。
次回のスカウト会議は2月に行われ、大渕スカウト部長も「そうですね。そこからは名前を出します」(道新スポーツ)と話し、具体的な候補者のリストアップを行っていく。










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