巨人は松井裕樹投手の1位指名を回避も、即戦力投手を指名へ

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 スポーツニッポンによると、巨人がこれまで1候補に挙げていた桐光学園・松井裕樹投手を回避し、即戦力投手の指名を検討しているとのこと。

 巨人はこれまでのスカウト会議で松井裕樹投手の名前を挙げており、神奈川大会などには原沢GMも視察に訪れるなどマークをしていたが、球団幹部が「まだまだ定まっていない。いろいろな可能性がある。」と話しているとの事。またスポニチでは巨人が独走しているものの宮国投手やホールトン投手が不振で安定しておらず、即戦力投手の指名を検討しているとのことで、九共大・大瀬良大地投手、國學院大・杉浦稔大投手、JR東日本・吉田一将投手の名前が挙がっている。

 即戦力投手かどうかはわからないが、最近は松井裕樹投手よりも大阪桐蔭・森友哉選手への評価を聞く事が多くなった気がしており、可能性としては打てる捕手として森友哉選手の方が高いような気もするが、いずれにしても巨人のドラフト1位指名はまだ流動的だと思う。

 来季の課題に先発陣の強化が挙げられており、九州共立大の大瀬良大地(4年)ら即戦力投手を指名する可能性が急浮上。松井に対する高校No・1投手の高評価に変わりはないが、チーム事情を踏まえて最終決断する方針だ。巨人が松井回避となれば他球団のドラフト戦線にも大きな影響が出ることになる。

 高校生No・1左腕をめぐる各球団の動向に大きな影響を与えそうな、巨人のドラフト戦略変更の可能性が浮上した。松井は8日に台湾で行われた18Uワールドカップ決勝に先発し、米国に敗戦。巨人のスカウト陣も視察していたが、球団幹部の一人はこの日「まだまだ、定まっていない。いろいろな可能性がある。台湾の報告もあったけどね」と話し、1位指名が流動的であることを示唆した。

 巨人は1月9日の今年最初のスカウト会議で、松井を1位指名候補としてリストアップ。7月の神奈川大会でも22日の5回戦、横浜高に敗れた25日の準々決勝と2戦続けて原沢敦球団代表兼GMが視察するなど密着マークを続けてきた。同代表はその際にも「依然として1位候補であることには変わらない」と発言。高校生投手としての評価は最高ランクだが、チーム事情がドラフト戦略再考の要因となった。

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