巨人・1位指名は清宮選手有力、高橋監督がくじを引く

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巨人は早稲田実の清宮幸太郎選手の1位指名で一本化していく方針を固めた。抽選には高橋監督の託す方針も決定した。

左のスラッガー

巨人の鹿取GMはこの日、広島で取材に応じ、プロ志望表明をした清宮選手について、「確認しました。良い選手になるんじゃないかなと。どの球団も上位、1位が多いでしょうね」と話した。どことなく他人事のようなコメントではあるものの、スポーツ報知では、球団側はドラフト1位として一本化する方向で動き出した、と報じている。

巨人は松井秀喜選手、高橋由伸選手、阿部慎之助選手と近年は左のスラッガーがチームを引っ張った。現在のチーム状況は阿部選手と右の阪本選手、村田選手、外国人が主軸として支えるが、しっかりとした生え抜きの4番の確立はチームの悲願といえる。

その高橋由伸選手が監督となった。長嶋監督が松井秀喜選手を育てたように、東京六大学のホームラン記録を持つ左のスラッガーで慶応の高橋監督が、東京六大学を諦めプロに飛び込む早稲田の清宮選手を育て、その系譜を次世代に引き継ぎたい。

高橋監督はこの日、清宮選手の会見を見て、「実力とか魅力はずばぬけたものがある。実際、生で見たことはないけど、会見での発言とか、そういうところも魅力がある選手だよね」と話した。

スラッガーの育成

巨人は大田泰示選手をうまく育てることができず、また、2014年のドラフト1位で獲得した右のスラッガー・岡本和真選手もまだ結果を残せていない。岡本選手はまだ3年目で来年あたりが期待されるものの、スラッガーをうまく育てるチームという感じは現在は失われている。

清宮選手を獲得し、王氏の868号を狙える選手に育てることができるか、その力があることを証明する意味でも、清宮選手を獲得したい。

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広島戦前のマツダスタジアムで鹿取GMが取材に応じ、「確認しました。良い選手になるんじゃないかなと。どの球団も上位、1位が多いでしょうね」と説明。清宮が会見で、王貞治が持つ868本塁打の世界記録を超えたいと発言したことには「スケールがでかい。ぜひ、かなえてもらいたいですね」と驚く様子もなかった。

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