阪神・金本監督も清宮選手の1位指名について語る

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清宮幸太郎選手のプロ志望表明後すぐに1位指名を表明した阪神は、金本監督も清宮選手の1位指名について話した。

1位指名公表

阪神は、2015年は高山俊選手、2016年は大山悠輔選手を1位指名し、ドラフト当日のサプライズ指名として会場を沸かせる指名を続けてきた。しかし今年は、清宮幸太郎選手がプロ志望表明をしたその30分後には、四藤球団社長が1位指名を公表し、金本監督も同意していることを明らかにした。

そしてこの日、金本監督も清宮選手の1位指名について、「変な言い方だけど、うちも多分いくだろうしね」と話し、清宮選手の素質について「興味はあるね。同じ野球人として。どれくらいやるんだろうかというね。センスがね、やっぱり。木のバットでもあれだけ飛ばすしね。なかなかいないから」と熱を帯びた発言を続けた。

将来のメジャー挑戦についても「いいんじゃない、それは」と話したが、「ずっと日本にいて、何百本打つかとかも興味はあるけどね。王さんにどれぐらい近づけるんだろうかとか」と話した。

抽選に臨む

金本監督は就任すぐの2015年のドラフトで、高山俊選手の指名抽選に臨み、見事に引き当てている。ただし、真中監督の勘違いでインタビューも行っていないなど、だいぶおかしなものだった。

抽選について金本監督は「くじぐらいは引くけどさぁ、別に全然」と笑った。

同じ左のスラッガーとして金本監督は「彼にとっては不利だろうね。経験者がいうから間違いないよ」と、左バッターがホームランが出にくい甲子園について話した。この甲子園で清宮選手が縦じまのユニフォームを着る事になるのかどうか、10月26日のドラフト会議が注目される。

外した場合は左腕投手

清宮選手の1位指名重複は6球団前後とみられる。阪神は今年のドラフトの補強ポイントとして左腕投手を挙げており、清宮選手の抽選を外した場合は、左腕投手の指名となりそうだ。

NO.1左腕のJR東日本・田嶋大樹投手はオリックスなどが1位指名をしそうで、残っていることはまずない。立命館大・東克樹投手が残っていれば指名をするとみられる。明治大・斉藤大将投手、亜細亜大・高橋遥人投手については2位以下で獲得を狙えるかもしれず、その場合には1位指名で中央大の鍬原拓也投手、岡山商大の近藤弘樹投手、または履正社の安田尚憲選手がもし残っていた場合には指名をすることになる。

阪神タイガースのドラフト会議 

いち早く明かされたラブコールが、清宮への強い思いの表れだ。1位指名は球団の総意であり、当然、金本監督の構想を踏まえてのもの。四藤社長が「1位で指名させてもらう」と公表した会見より前に報道陣に対応したため、指名に関しては「変な言い方だけどうちも多分いくだろうしね」と話すにとどめていたが、清宮への評価、印象を語る口調は、熱を帯びていた。

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