巨人、ドラフト5位の星稜・山瀬慎之助選手に指名あいさつ、2代目慎之助伝説作る

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巨人はドラフト5位で指名した星稜の山瀬慎之助捕手に長谷川スカウト部長などが指名あいさつを行った。山瀬選手は阿部慎之助選手がプロデビューした2001年生まれで、その名前をもらった。

来年は阿部2軍監督のもとで

山瀬選手の母親は、星稜高校ソフトボール部で捕手をしていたことがある。そして山瀬慎之助選手の生まれた2001年5月4日、巨人のルーキー・阿部慎之助選手が横浜ベイスターズ戦で2号の決勝3ランホームランを放ち、「1年目なのにすごい。確定だね」と慎之助と命名した。

これで運命が決まった。小さいころから阿部選手のグッズを身に着け、捕手として阿部選手のマネをしながら成長し、中学時代には奥川恭伸投手と共に全国制覇を成し遂げ、高校野球でも甲子園準優勝となった。遠投120mの強肩でセカンドへの送球は1.8秒で到達する。U18W杯では背番号10を付けて出場し、奥川投手の18奪三振を演出した。

阿部慎之助選手も「慎之助コールがなくなるって言っても、新しく慎之助が入ってくるじゃん。あいつが頑張れば慎之助コールしてもらえるよ」と話し、来年は2軍監督となり、山瀬選手を育てる立場となる。山瀬選手は「すごくうれしい。コールは慎之助がいい? そうですね。阿部さんと同じように愛されるのが理想」と話す。

巨人は奥川投手も1位指名したが、抽選で外し、星稜バッテリーの獲得はならなかったが、ヤクルトに入る事になる奥川投手とは今度はライバルとして対戦する。捕手としての力を磨き、そして打撃も磨いて、将来は背番号10を付ける選手になるように。2台目慎之助のストーリーが始まる。

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 阿部がプロデビューした2001年生まれ。高校時代は三塁手としてプレーしていた父・貴幸さんは「プロ野球選手から名前をとりたかった」と話す。山瀬が生まれた5月4日、阿部は横浜戦(横浜)で2号決勝3ランを放った。星稜高ソフトボール部で捕手をしていた母・由香里さんに「1年目なのにすごい。確定だね」と慎之助と命名した。

名前の由来となった阿部は、ファンから愛された。登場時の地鳴りのような「慎之助コール」は東京ドームの名物。阿部は日本シリーズ敗退後に「聞けなくなるのは寂しいけれど、新しく慎之助が入ってくる。彼が頑張れば、慎之助コールをまたいただける」と継続を熱望した。チームメートからは下の名前ではなく名字で呼ばれるという山瀬は「そういったコールができれば、うれしい。自分が活躍することができれば」と継承を誓った。

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