巨人育成ドラフト6位・菊地大稀投手が150キロ記録も敗戦、巨人スカウト「いいものがある」

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関東大学野球選手権では、巨人に育成ドラフト6位で指名された桐蔭横浜大の菊地大稀投手が、6回途中3失点の投球をみせた。最速は150キロを記録している。

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ボールの角度と真っ直ぐの力はいいものがある

菊地大稀投手はこの日、白鴎大戦で先発すると、1回、2回と1点ずつを失い、「入りのリズムが悪く失点してしまった」と話した。3回以降はテンポを挙げて打ち取る投球、3〜5回まで無失点に抑えたものの、6回にホームランを浴びて降板した。5回1/3を投げて3失点という内容だった。

それでも最速は150キロを記録、力強い球を投げていた。この日は、指名をした巨人の榑松スカウト統括が視察をしたが、「点を取られはしましたが、ボールの角度と真っすぐの力はいいモノがあります。長いイニングを投げられる先発になって欲しいですね」と期待をした。

ドラフト会議の指名後の初の投球となったが、「指名を受けてから、絶対に勝たないといけないという気持ちがあり、空回りしてしまったのかもしれません」と反省した菊地投手、これで大学野球のすべての公式戦が終了した。

来年1月のキャンプにはその力強い投球がさらに増した姿を見せてほしい。

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この日の最速は150キロをマークした菊地だが、「自分が予想している以上に打たれてしまいました。決めなければいけないところで、投げきれませんでした」。6回無死で、相手3番の大塚璃音内野手(3年=青藍泰斗)に許した本塁打を反省した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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