亜大・東浜巨投手が母校にドラフト指名の報告、母校は九州大会優勝

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 福岡ソフトバンクからドラフト1位指名を受けた亜大・東浜巨投手が母校・沖縄尚学高校を訪れ、理事長などにドラフト会議での指名報告のほか、明治神宮大会後から2週間、教育実習を行うため、その挨拶を行った。

 野球部は九州大会の決勝に臨んでおり、比嘉公也監督などはいなかったが、母校に居るときに沖縄尚学高校の九州大会優勝が伝えられた。東浜投手は明治神宮大会に出場を決めており、母校・沖縄尚学もこれで明治神宮大会出場を決め、母校とアベック出場といううれしい状況になった。

 プロと仮契約を結んでしまうとアマチュア選手との交流ができなくなってしまうため、母校の選手と触れ合えるのは、教育実習までという事になってしまいそうで、この日も九州大会に参加できなかった控えの野球部員にノックをしていたという。

 母校野球部は九州大会決勝で済々黌高校と対戦、注目の左腕・大竹耕太郎投手と対戦、宇良淳投手が138kmのストレートで6回を3安打無失点、7回からはエースの比嘉健一朗投手が3イニングをノーヒットで無失点に抑えると、9回に大竹投手を捕まえて一挙5得点、5-0で勝利し優勝した。東浜投手以来の全国制覇を期待できるチームとなっている。

 

 午後2時すぎ。名城政次郎理事長にドラフト指名の報告を兼ねて教育実習のあいさつを行っていた時に「母校V」の連絡が入った。亜大も東都大学リーグを制覇。ひと足先に明治神宮大会出場を決めていた右腕は「気になっていたので、素直にうれしい。冬の期間が大事。(全国制覇の)目標に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。

 

 東浜にとっては、単なる後輩ではない。10日に始まる明治神宮大会後は2週間の教育実習を予定しており、期間中はセンバツ優勝を目指す野球部と一緒に自主トレも行う。ソフトバンクとの契約は教育実習後となる予定で、入団交渉前ならばプロアマ規定に抵触することもない。「教育実習もある。疑問があればどんどん聞いてほしい。分かる範囲で答えたい」。22完封&420奪三振の東都新記録を樹立した投球術など、協力は惜しまない。

 

 東浜は早速、母校のグラウンドに顔を出し、九州大会に同行しなかった1年生部員とキャッチボールを行った。「(後輩と)同じ球場でできるのは幸せ。自分のラストチャンスなので頑張りたい」。高校では08年センバツで優勝したが、大学では日本一はない。明治神宮大会での優勝を手土産に母校の教壇に立つ。それが「東浜先生」にとっての最高の恩返しとなる。

 沖縄尚学、巨先輩超えだ - 西日本スポーツ紙面:2012/11/03

 


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