ソフトバンク、ドラフト1位のJR西日本・佐藤直樹選手と満額で仮契約、「福田と似たタイプ」

福岡ソフトバンクドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

福岡ソフトバンクは、ドラフト1位で指名したJR西日本・佐藤直樹選手と、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1600万円の満額で仮契約を交わした。FAで移籍をする福田選手の後任として期待されている。

抜群の身体能力

普通、ドラフト1位指名選手でも外れ1位選手だと、出来高5000万円が付かなかったり、年俸もやや低めになるケースが多いが、福岡ソフトバンクは違う。石川昂弥選手を外しての1位指名となった佐藤直樹選手と満額を提示して仮契約した。

佐藤選手は報徳学園からJR西日本に進むと、今年の都市対抗でプレーをしたものの、特に注目された成績を残してはいない。しかし50m5.8秒の抜群の俊足と、遠投120mの強肩を評価し、長いスカウト部長は、FAで千葉ロッテに移籍する福田選手と「似たタイプ」と話す。

課題は打撃という事になりそうだが、パンチ力も見せる選手でまだ伸びしろは大きいと思う。高校時代から内川選手の打撃を見てきたという佐藤選手は、「理想の打者。右方向への安打や体の使い方を参考にしている。ぜひ聞けたら聞きたい」と手本にする。

個人的にはなかなか評価の難しい選手だった。高い評価が聞こえて来てから、都市対抗などの映像を見返し、古い映像なども掘り返してみたが、現時点でAランクを付ける所まではいかなかった。試合だけでなく練習にも何度も足を運んだスカウト力によるドラフト1位指名だったと思う。侍ジャパン大学代表などの選手が、実績よりも身体能力を評価されて選ばれるケースが増えているように感じるが、ドラフトで指名される選手も実績よりも身体能力や瞬間風速的なものが評価されるようになった感じがする。

今年のドラフト会議ではDeNAのドラフト1位・森敬斗選手、大阪ガスの小深田大翔選手など、同じような評価で1位指名された。これらの選手がどのような成長の軌跡を描いていくのかは、今後のスカウト活動に影響を与えるのかもしれない。

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