福岡ソフトバンクの永井編成育成本部長兼スカウト部部長が、今年の夏の甲子園大会に出場した選手の評価をした。
左腕投手
今大会について永井氏は「いい左腕投手が多い」と話し、「個人的に好きなタイプ」と二松学舎大付の秋山正雲投手を「投手として持ち合わせていないといけないものがそろっている。」と高く評価した。また日本航空の左腕・ヴァデルナフェルガス投手についても「あの身長で制球も悪くない。鍛えたらもっと良くなる。原石です」と評価した。
他に左腕投手で、沖縄尚学の當山渚投手を「うちで鍛えてみたいと思う素材」と評価し、他にも北海の木村大成投手、大阪桐蔭の松浦慶斗投手、東海大菅生の本田峻也投手などを挙げていた。
右投手は
右投手では、やはり明桜の風間球打投手を挙げ、「上半身で投げる投手で、近年硬くなっているプロのマウンドに合う」と評価、市和歌山の小園健太投手、高知の森木大智投手、天理の達孝太投手とともに、この4人を「間違いなく上位候補」とした。
また、専大松戸の深沢鳳介投手を、「強い球が魅力で勝てる投手」、広島新庄の花田侑樹投手を「カットボールが非常に良い」と評価、静岡の高須大雅投手については独特のテイクバックについて、「それも一つの特徴」と評価した。西日本短大付の大嶋柊投手についても「バランスがいい。今後の成長の足かせになるようなものがない」と評価した。
打者
野手では大阪桐蔭の花田旭選手を真っ先に挙げ、「シュッとしたシルエットで、見た感じもプロは大事。活躍するようになったら新庄さんみたいになるかもしれない」と話した。
また、智弁学園の前川右京選手と山下陽輔選手を「振る力がすごい」と評価、愛工大名電の田村俊介選手を「飛距離が魅力」、京都国際の中川勇斗選手を「あれだけ活躍したらどの球団も注目しますね」とキャッチングや本塁打を評価した。
下級生
下級生の名前も挙げ、日本文理の田中晴也投手を「来年は大注目の存在になるかも」と評価した。
また阿南光の森山暁生投手、京都交際の森下瑠大投手を「今後も期待」とし、初戦でサヨナラホームランを放った横浜高校の1年生・緒方漣選手や、西日本短大付で二塁を守った江口翔人選手についても「足りない部分を上積みすると、すごいことになる」と評価した。
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