福岡ソフトバンクは、福山アマスカウトチーフなどが東北福祉大を訪れ、ドラフト5位で指名した大竹風雅投手と、育成ドラフト4位で指名した三浦瑞樹投手にあいさつをした。
150キロ右腕
大竹風雅投手は185cmの大型右腕で、最速150キロのストレートと大きなフォークボールを投げる。
光南高校時代は二塁手としてプレーし、リリーフで登板して143キロを記録していたが、「投げる方が好きだった」と大学では投手一本に絞った。右肘手術などもありここまで4年間で2試合2イニングのみの登板となっているが、オープン戦などで見せた威力あるストレートが、スカウトの目に留まった。
この日、指名あいさつをした福山アマスカウトチーフは「潜在能力の高さとか、スピードボールもありますし、落差の大きいフォークもあります。担当スカウトの方からも間違いなく素晴らしいピッチャーになるとの判断で獲得しました」と、作山スカウトが獲得を熱望しての5位指名となった。
大竹投手は、「日本一の球団だと思っています。いつでも登板できるように、しっかり準備していきたい」と話した。
また、育成ドラフト4位で指名した東北福祉大の三浦瑞樹投手にも指名あいさつし、「すごくうれしい気持ちです。投手力がすごく高いと思うので、自分も投手力の中に入っていきたい」と話した。
三浦投手は東北福祉大のエース左腕で、実績は大竹投手よりはるかに多い。ドラフト会議では大竹投手に指名の先を越されたが、プロの舞台ではまず支配下登録を目指し、大竹投手を追いかける。

本格的な投手歴は4年だ。光南(福島)時代は大型内野手も「投げる方が好きだった」と、大学から投手一本を決意した。3年秋に右ひじをクリーニング手術。完治したのは、今年2月で、ここまでリーグ通算登板数は2試合で計2イニングのみだが、オープン戦での登板などがスカウト陣の目に留まった。福山アマスカウトチーフは「潜在能力の高さとか、スピードボールもありますし、落差の大きいフォークもあります。担当(作山)スカウトの方からも間違いなく素晴らしいピッチャーになるとの判断で獲得しました」と明かし、実績よりも将来性を重視した。
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