福岡ソフトバンクは、創価大の立石正広選手を最上位候補とするほか、東北福祉大の堀越啓太投手、明治大の高須大雅投手、健大高崎の石垣元気投手といった速球派右腕投手もリストアップする。
即戦力右腕も
福岡ソフトバンクは内野陣の強化として創価大・立石正広選手を最上位候補とするが、同じ強打の右の内野手タイプの井上朋也選手、廣瀬隆太選手選手の活躍次第では、投手陣の強化に動く可能性もある。投手では東北福祉大の堀越啓太投手、明治大の高須大雅投手の150キロ右腕を最上位としてリストアップしている。
堀越投手は184cm90kgの大型右腕で最速157キロの速球を投げ、主にリリーフとして活躍を見せる。チームでは今年、リリーフで活躍してきた松本投手が終盤戦に故障で離脱し、日本シリーズではリリーフ陣に苦しんだ事情もあることから、堀越投手は欲しい選手の一人と言えるだろう。球団幹部も「安定感はまだまだだけど、未完の大器。今後の成長が楽しみな投手」と高く評価し、注目をしている。
また、高須投手は192cm91kgとスケールの大きな右腕投手で、最速153キロを記録する。今秋は右肘の違和感により降板するなど故障が心配ではあるが、夏には侍ジャパン大学代表に選ばれるなど実力はすでに証明されている。
そして高校生でも、秋に158キロを記録した健大高崎の石垣元気投手リストアップ、球団幹部は「今年秋のドラフトの中でも上位候補じゃないかと呼ばれてたくらいの投手。素材はとてつもない」と評価する。
立石選手を中心にマークを続けながら、これらの速球派右腕投手の獲得というかなり具体的な流れが見えているが、果たして来秋の時点でも同じような流れとなっているか注目したい。
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