福岡ソフトバンクの永井編成育成本部長がオンラインで取材を受け、誉高のイヒネイツア選手を1位指名することを公表した。
「スカウトの評価が一番高い選手であった」
イヒネイツア選手は誉高校の遊撃手で、184cm82kgの大型の選手。左打席で思い切りの良い打撃を見せ、高校通算18本塁打を放つ。50mは6.2秒、遠投は110mと身体能力が高く、守備面ではダイナミックなプレーを見せる選手だが、守備や打撃など基本的な部分を含めて素材型の選手と言える。
今年の高校生でドラフト会議で指名確実と見られていたものの、これまでドラフト1位指名候補に挙がっていなかったが、先日、中日のスカウト会議でドラフト上位候補に挙がるなど名前が出始めていた。
永井育成編成本部長はイヒネ選手のドラフト1位指名を公表すると、「シンプルにスカウトの評価が一番高い選手であったと。あとは大型のショートで、将来的にレギュラーになってくれるんじゃなかろうかというポテンシャルを高く評価してというところです。今までにない遊撃手のタイプかなと思ってます。」と高い素材がスカウト全体で評価が高かった事を理由として述べた。
また、「大型でもありますし、足も速いですし、ホームランを打った打球とか、二塁打や三塁打を打ったときの走る姿に素晴らしいものがあると確認できました。打撃に関してはうちの柳田選手に似たような、少しアッパーで出るんですけど、大きいスイングワークで遠くに飛ばせる力もあるので。本当に今までにないショートになれる。今宮選手の後のレギュラーになってくれればなとは思ってます」と、スケールの大きな遊撃手としての将来像を話した。
福岡ソフトバンクは10月7日に王球団会長なども参加したスカウト会議を行っており、そこで1位指名が決定したという。王会長もセンターライン強化の重要性を語っていたと話した。
将来のショートの候補となる。永井氏は「ナンバーワンの評価を集めた。ドラフト1位というのは、その年の一番いい素材にいきたい。一番大切にしたいところ」と話し、「今宮も素晴らしい成績を残してくれて、まだまだ衰えを感じさせない。ある程度の時間を要して育成していくのかなと考えています。今宮選手の後のレギュラーになってくれたら」と、時間をかけて育成していく方針だ。
イヒネ選手は12球団と面談済み
ソフトバンク1位指名公表を受け、イヒネ選手は「うれしいのと驚きと」と話し、目標の選手について柳田選手の名前を挙げ、「すごく憧れていた。現実味を帯びてきました。柳田選手がいるチームになる可能性がある。見て盗みたいし、話を聞いてみたい」と話した。
イヒネ選手はすでに12球団と面談を終えており、「どの球団に行くことになっても頑張ってやることは変わりない」と話し、ドラフト会議について「ワクワクしています」と明かした。
おそらく、福岡ソフトバンクの単独1位指名となりそうで、大型遊撃手が福岡に向かうことになりそうだ。


永井編成育成本部長は「シンプルにスカウトの評価が一番高い選手であったと。あとは大型のショートで、将来的にレギュラーになってくれるんじゃなかろうかというポテンシャルを高く評価してというところです。今までにない遊撃手のタイプかなと思ってます。大型でもありますし、足も速いですし、打撃に関してはうちの柳田選手に似たような、少しアッパーで(バットが)出るんですけど、大きいスイングワークで遠くに飛ばせる力もあるので。本当に今までにないショートになれる。今宮選手の後のレギュラーになってくれればなとは思ってます」と話した。

高校通算18本塁打。今夏の愛知県大会は3回戦で敗退したが、他の選手との活躍を比較しながら「ナンバーワンの評価を集めた。ドラフト1位というのは、その年の一番いい素材にいきたい。一番大切にしたいところ」と経緯を明かした。


ソフトバンクの印象について「育成が上手で、すごい選手ばかりですよね」と話した。目標の選手は主砲柳田だ。「すごく憧れていた。現実味を帯びてきました。柳田選手がいるチームになる可能性がある。見て盗みたいし、話を聞いてみたい」。
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