ロッテドラフト1位・藤原恭大選手が最高条件で仮契約、背番号2

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千葉ロッテはドラフト1位で3球団の抽選の末に獲得した大阪桐蔭・藤原恭大選手と、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で仮契約を交わした。背番号は2に決まった。

藤原がいる

広島をFA宣言した丸選手の獲得に失敗した千葉ロッテだが、その分、ドラフト1位の藤原恭大選手が活躍する機会が与えられる。藤原選手は高校通算32本塁打のパンチ力と遠投120mの強肩があり、また50m5.7秒の足で、U18で対戦する他国代表の内野手は内野安打、外野手も少しもたつくと2塁に進まれるという恐怖感を与え、エラーを誘っていた。

今年の高校生の中で身体能力がNO.1なのは間違いなく、その素質を評価された。ドラフト会議で高校生野手はなかなか1位指名されにくいものだが、東北楽天、阪神、千葉ロッテの3球団が1位指名をした。

その藤原選手に、千葉ロッテは高校生では初となる出来高5000万円オプションも付く最高条件で仮契約を交わした。林球団本部長は「今年のNo・1の評価をしています。日本を背負って立つ選手になってほしい」と話した。千葉ロッテは内野手は藤岡選手、中村選手、平沢選手などがいるが、外野手の選手層が薄く、FA宣言した丸選手の獲得に動き、またドラフト会議では藤原選手を1位指名した。しかし、藤原選手は外野手だからというのではなく、総合的に見て高校NO.1選手と評価した。

丸選手の獲得はできなかった。しかし、藤原がいる。プロ通算2081安打を記録した山崎裕之氏が付けていた背番号2を背負う。その山崎氏は高校卒ルーキーで7番ショートで開幕スタメンで出場している。藤原選手も来年開幕でスタメンで出場する可能性は決して低くない。打撃でしっかり対応できればあり得る。

「ここからが本当のスタート。活躍できるよう、この12月の練習を大切にし、ギアを上げていきたいです」と話し、日本一厳しいともいわれる大阪桐蔭の練習を、引退後も1,2年生とともに続けている。「トリプルスリーを目指したい」と話す藤原選手、1番センター・藤原、来年そのコールを何度も聞きたい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧
千葉ロッテマリーンズのドラフト会議

球団は高卒新人では初めて契約金、出来高払い、年俸と最高条件での「満額契約」を結んだ。「今年のNo・1の評価をしています。日本を背負って立つ選手になってほしい」と林信平球団本部長。同僚で4球団が競合の中日1位・根尾以上の評価をしている。

1965年に高卒新人として開幕スタメンを果たした山崎と同じ「2」。藤原は大先輩の背中を追って、そのとき以来となる高卒新人の開幕スタメンを目指す。「まずは試合に出るのが目標。力をたくわえて、(それを)実感して、成長していきたい」と目を輝かせた。

さらに「ファンの方に愛されるような選手になりたい。目標はトリプル3を狙えるような選手になることです」と力強く話した。
年末から年始は大阪桐蔭高の1、2年生と同じ練習量をこなし、さらに時間を気にせずに徹底的に走る。
高校通算32発のパンチ力、50メートル5秒7の俊足、そして遠投120メートルの強肩。まさにトリプル3を狙える資質を備えている。

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