千葉ロッテ、智弁和歌山の東妻純平捕手を指名で兄弟選手誕生へ

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千葉ロッテは、今秋のドラフト会議で智弁和歌山・東妻純平捕手の指名を検討している。兄の東妻勇輔投手が昨年のドラフト会議で2位で指名されており、純平選手も2位の指名が有力。

兄弟バッテリーも

千葉ロッテは6月14日に行われたスカウト会議で、「捕手を2,3人補強したい」と話し「できれば高校生を」と高校生捕手の指名を狙っていることを明かした。

高校生捕手でいくと、今年は近江の有馬諒選手、智弁和歌山の東妻純平選手、星稜の山瀬慎之助捕手などが候補に挙がるが、東妻捕手は遠投125mの強肩でセカンドまでの送球は1.83秒を記録し、昨年のセンバツ準優勝など甲子園での実績も多く、今年もセンバツではホームランも放っている。有馬選手が進学の可能性があり、ドラフト会議では高校生捕手の筆頭格としてドラフト上位指名が有力視され、2位までに指名しなければ消える逸材だ。

そして千葉ロッテは、昨年のドラフト会議で兄の東妻勇輔投手(智弁和歌山-日体大)をドラフト2位で指名しているが、今年、純平選手を指名すれば、2年連続でドラフト2位で兄弟を指名する事になる。そして将来は、チームで兄弟バッテリーが実現しそうだ。純平選手は「ずっと目標なのはお兄ちゃん」と話し、勇輔選手も「弟も高校で捕手をやっているし、いつかプロで実現できたら」と話す。

他球団も1,2位で指名を狙ってくるかもしれないが、実現すれば話題にもなり、非常に楽しみだ。

また、千葉ロッテはドラフト1位で星稜の奥川恭伸投手も指名候補に入れているが、バッテリーを組む山瀬慎之助選手の評価も高い。星稜出身の岩下投手などが活躍する中で、ドラフト1位、2位で星稜のバッテリーを指名する可能性もあり、その指名でも話題になりそうだ。

兄弟バッテリーか星稜バッテリーか、運命はドラフト会議が握っている。

2019年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
千葉ロッテがスカウト会議、ドラフト1位候補8人挙げ、捕手2,3人指名へ

漫画のような夢プランだ。プロ野球では阪神の嶋田宗彦捕手と章弘投手の「嶋田兄弟」が、86年4月25日の中日戦でバッテリーを組んだ例があるが極めて珍しく、弟が入団すれば注目されそうだ。純平は「ずっと目標なのはお兄ちゃん」と兄と同じプロを目指しており、勇輔も「弟も高校で捕手をやっているし、いつかプロで実現できたら」と、バッテリー誕生を願っている。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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