千葉ロッテは、育成ドラフト2位で指名した慶応大の植田将太捕手に、永野チーフスカウトと下敷領スカウトが指名あいさつを行った。
ケガをしている中で指名
植田将太選手は昨年秋に試合の途中から5試合に出場したものの、4年間でわずか7試合しか出場していなかった。同学年の郡司裕也選手(中日ドラフト4位)という存在がいたからという事もあるが、右ひじ痛にも悩まされ、今年4月4日にトミー・ジョン手術を受け、現在はリハビリ中だという。
それでもその強肩を評価した千葉ロッテが育成2位で指名し、「ケガをしている中で指名していただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。現在はウエートトレーニングで体づくりをしているといい、「守備や肩でチームに貢献できる捕手になりたい」と話した。
千葉ロッテはドラフト2位で東洋大の佐藤都志也捕手を獲得しており、強力なライバルとなる。しかし、佐藤選手は外野手などでの起用も考えられているため、植田選手のリハビリが終わり、強肩を披露すれば、捕手として注目を集めるかもしれない。「一日でも早く支配下登録を勝ち取れるように一生懸命頑張ります」とまずは支配下入りに向けて視線を上げた。
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植田は少年時代からプロ野球選手になるのが夢だった。今、その扉に手をかけた。「ケガをしている中で指名していただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。今年4月4日に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けた。
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