東京ヤクルト、ドラフト1位は清宮選手有力

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東京ヤクルトの球団幹部が早稲田実の清宮幸太郎選手を、左の大砲としてドラフト1位候補にリストアップしているということが報じられた。

左のスラッガー

東京ヤクルトは2011年に高橋周平選手を指名して抽選で外し、川上竜平選手を獲得してから、2012年から2016年の5年間は投手のドラフト1位指名が続いた。2015年には左の外野手・高山俊選手を指名したものの抽選で外し、原樹理投手を指名している。強力打線がある一方、投手力が課題と言われ続け、このような指名になった。

投手の数はまだ少ないと思うが、寺島成輝投手や星知弥投手などのルーキーや、原投手、杉浦稔大投手などの頭数はそろい、今年は野手の1位指名も考えられている。その中で球団幹部は、清宮幸太郎選手について「間違いなく、候補になる。やっぱり、あの打撃が魅力。長打力だけでなく、柔軟性もある。1年目から1軍の試合に出られる可能性は高い」と話した。

チームは山田哲人選手、バレンティン選手、畠山選手など右の大砲が揃い、若手の廣岡大志選手も右バッターで左の大砲がいない。4番を任せたい畠山選手も故障が多く、ファーストのポジションが空くことも少なくない。3番・山田、4番・清宮、5番・バレンティンの打線ができれば迫力十分となる。

小川SDも「清宮の打撃と存在感には改めて目を見張った。九回はネクストバッターズサークルにいたことで投手に失策を誘発させ、打席ではストライクを必ず振る集中力を見せた」と話し、別の球団関係者も「20、30年に1人の逸材。意外にコンパクトに打つ。金属バットから木製にかわって苦労する高校生は多いが、それも関係なさそう」と話した。

何より4月27日の東京大会決勝では、ナイターの神宮球場に2万人を動員し、地元東京の選手であり、そして荒木大輔氏で縁のある早稲田実など、指名しない理由を探すのが難しいかもしれない。

清宮選手がプロ志望を表明すれば、おそらく、北海道日本ハム、横浜DeNA、阪神、福岡ソフトバンクなどは1位指名をしてくるとみられ、ドラフト会議では少なくとも5球団以上の指名重複が予想される。真中監督が抽選するかはわからないが、また注目の抽選となりそうだ。

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「間違いなく、候補になる。やっぱり、あの打撃が魅力。長打力だけでなく、柔軟性もある。1年目から1軍の試合に出られる可能性は高い」

 球団幹部が明言した。ヤクルトは、最近5年間のドラフト会議で投手を1位指名。今年も履正社高から左腕の寺島が入団した。4月を終えて5位と苦戦するが、チーム防御率3・08と投手陣は安定している。

 

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