東京ヤクルト・ドラフト4位の大西広樹投手が仮契約、連勝を繋げる投手に

東京ヤクルトドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

東京ヤクルトは、ドラフト4位で指名した大阪商業大の大西広樹投手と、契約金4700万円、年俸720万円で仮契約を交わした。背番号は44。

連敗ストッパーを期待?

交渉に臨んだ東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは、「チームは今季16連敗を経験した。大西君には、俺が連敗を止めてやる、といった心が強くて、球界を代表する投手に成長してほしい」と話し、連敗を止めてくれるような活躍?を期待した。

しかし、大西広樹投手は常勝・大商大の中心メンバーだった。1年生の春に1勝を挙げると、2年生の春には5勝0敗、3年生の春には6勝0敗を上げ、今年は春に5勝0敗、秋に3勝0敗と負けなし、チームの連勝記録の24に大きく貢献をしている。大学4年間で27勝を上げ、負けは1年生の秋と3年の秋にそれぞれ1敗をしただけだった。

最速は148キロだが試合では140キロ前半から中盤、しかし、縦横に曲がる変化球を駆使し、しっかりと試合を作る投手はヤクルトが好きそうなタイプ。その常勝・大西投手だが全国では満足いく投球はみだ見せられていない。選手権・明治神宮大会では3勝4敗、今年の選手権では初戦の日本文理大戦では9回4安打6奪三振1失点の好投を見せているが、東海大戦では6回途中9安打4失点で降板し、秋の明治神宮大会では2回までに5安打を許して1回0/3で降板している。

プロでは1軍のレベルでまずは得意の変化球を織り交ぜた投球を磨く一方、ストレートを常時145キロを投げられる所まで伸ばしたい。ローテーションで連勝を繋げられる投手としての活躍を期待したい。

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編成部の橿渕聡・スカウトグループデスクは「チームは今季16連敗を経験した。大西君には“俺が連敗を止めてやる”といった心が強くて、球界を代表する投手に成長してほしい」と期待を寄せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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