九共大の大瀬良大地投手が九工大戦に先発し、5安打10奪三振で完封勝利を収めた。
九共大のグラウンドで行われるリーグ戦は今季はこれが最後となり、大瀬良投手が4年間プレーしてきたグラウンドでの最後の公式戦となるが、この日は初回からランナーを背負うなどしたものの、カットボールが冴えて6者連続奪三振を記録するなど実力の高さを見せた。しかし大瀬良投手は「ブルペンから調子が上がらず、修正ができなかった。もっとちゃんと投げたかった」と話した。グラウンドに残す最後のマウンドの姿にこだわりを見せていた。
この試合には、阪神、中日、巨人、北海道日本ハムなど8球団のスカウトが視察している。松井裕樹投手か大瀬良大地投手か吉田一将投手か、または投手以外を1位指名するか、スカウトの中でも最後の見極めに必死の様子だ。松井投手や吉田投手はもうドラフト前に主な登板はないため、ドラフト1位指名の競合状況は大瀬良投手の投球次第という状況になっている。
10K完封にも大瀬良不満顔 - 西日本スポーツ紙面:2013/9/15
コメント