花巻東・大谷翔平選手が宮古水産戦で3番センターで出場し、高校通算56号となるスリーランホームランを放った。センバツに大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手から放ったのが37号で4ヶ月で19本と量産体制だ。この日は2打数で退き2打数1安打3打点1本塁打だった。
スタンドには東京ヤクルト、東北楽天、阪神、広島、オリックス、埼玉西武、そしてMLB・ドジャースの7球団が視察に訪れ、次のようなコメントを残している。
東北楽天・上岡良一スカウト:「すぐに修正して打てる能力はすごい。(タイミングがずれたが)彼の力からすればあれだけ飛ぶ」
◆阪神・葛西稔スカウト:まだまだ伸びしろのある選手。小さくまとまる必要はない。
◆オリックス・中川隆治スカウト:タイミングが早い感じだったけど、懐が深いから打てている。自分の打てるポイントを持っているからボールを呼び込める。
◆広島・近藤芳久スカウト:ボールをしっかり呼び込んで下半身を使って打てていた。
◆東京ヤクルト・八重樫スカウト:重心を低くしてみたり上を目指していろいろやっているのを感じる
“岩手のダル”の夏がホームランで幕開けした。1回無死二、三塁。カウント2―2からの5球目だった。「打ったのは変化球。打球の回転がよくなかったので入るかわからなかった」。大谷が見つめていた打球は吸い込まれるように右翼フェンスを越えた。先制3ランは高校通算56号。151キロ右腕としての登板はなかったが、日米7球団のスカウトの前で、強烈なラストサマーのスタートを切って見せた。
1ボールからの2球目を空振りし、3球目をファウル。その後、1ボールを挟んで放ったアーチに楽天・上岡スカウトは「タイミングを合わせてとらえた。やっぱり能力が高い」と改めて評価。広島・近藤スカウトも「しっかり呼び込んで下半身で打っていた。さすがだね」と目を細めた。大谷のバットが止まらない。今春センバツで37号を放って以降、春季花巻地区予選2試合で、場外に2本塁打するなど計3アーチ。あまりの怪物ぶりに、県大会初戦では外野手を4人にする「大谷シフト」まで敷かれたほどだ。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。
初回無死二、三塁から先制3ラン。4―0とリードした2回の第2打席では、1死一、二塁から敬遠で歩かされた。2人態勢で視察に訪れた楽天の上岡良一スカウトは「本塁打を打つまではタイミングが合っていなかったけど、打席の中で修正して、きっちり打てる能力は凄い。あれだけ身長(1メートル93)が大きくて、柔らかいのはまれですよ」と高評価。1年時から密着マークを続けるドジャースを含む日米7球団が視察に訪れた試合で、まずは打者としての才能を見せつけた。
▼阪神・葛西稔スカウト まだまだ伸びしろのある選手。小さくまとまる必要はない。▼オリックス・中川隆治スカウト(泳がされて)タイミングが早い感じだったけど、懐が深いから打てている。自分の打てるポイントを持っているからボールを呼び込める。
▼広島・近藤芳久スカウト ボールをしっかり呼び込んで下半身を使って打てていた。 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。
3月のセンバツ1回戦・大阪桐蔭(大阪)戦では“浪速のダルビッシュ”藤浪晋太郎投手(3年)から右中間席へソロ弾。5月の春季大会花巻地区予選は2試合で計6打数6安打3本塁打9打点と爆発した。
スタンドにはヤクルト、楽天、阪神、広島、オリックス、西武に米大リーグ、ドジャースと、日米7球団のスカウトが視察。楽天・上岡良一スカウトは「すぐに修正して打てる能力はすごい。(タイミングがずれたが)彼の力からすればあれだけ飛ぶ」と“超高校級”の打力を改めて高評価した。 全文はサンケイスポーツのサイトをご覧ください。
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