ミクシィが参入!ヤクルトとタッグでプロ野球へ

ソフトバンク、楽天、DeNAなどIT業界が参入するプロ野球、ヤクルトは2018年の経常利益が727億円のミクシィとトップスポンサー契約を行う事が分かった。

IT業界参入

2004年の近鉄の球団身売りをトリガーに1リーグ制を提唱する動きがある中で、プロ野球にはソフトバンクと楽天が2005年に参入すると、DeNAが2012年に参入した。ソフトバンク、楽天は日本一を達成し、横浜DeNAも観客動員数がTBS時代とは比べ物にならないくらい増え、また無理と言われていた横浜スタジアムの買収、そして拡張などをやってのけた。

これまでプロ野球は阪神・南海・阪急・近鉄・西武などの鉄道業界、読売・中日・TBS・サンケイなどのメディア業界、そして日本ハム・ロッテ・ヤクルト・大洋といった食料業界が参入していたが、現時点においては世界的にみてもIT業界が強さを見せ、データ分析やマーケティング、そして会社の若さや勢いなどで、これまでの既成概念をとっぱらうような改革が進められ、球団の黒字化など結果を残している。

そして、売上1900億円、経常利益727億円のミクシィが、スポーツへの参入を強めている。XFLAGのブランドで2017年にバスケットボールの千葉とパートナー契約をし、2018年にはサッカーのFC東京を支援すると今年からマーケティングパートナーシップ契約を結んだ。そして東京ヤクルトともトップスポンサー契約を結ぶ。

DeNAは参入当時、他球団のオーナーから不安視をする動きがあった。IT業界、特にゲームが主軸だった事もあり虚業として見られ、継続して事業が続いていくのかが不安視されていた。しかしふたを開けてみると、球団運営に素晴らしい熱を入れ、当時、ファンの数などが散々な状況だったチームをよみがえらせ、経営的にも大きく伸ばした。

そしてそれはDeNAにとっても大きな自信につながった。IT業界の中では直接的に顧客の顔を見られず、社会への貢献などの説明が難しかった所があり、地に足がついていない感覚はどうしてもある。しかしこの球団経営の成功により、自動運転やデータを用いた街づくりなどにも参入をしている。これらの講演会などでは、球団経営に参入し成功したことが紹介されることが多い。

ミクシィもSNSで急成長したものの、Facebookなど海外SNSの参入により一時は名前を聞かなくなったが、モンストの成功で経営的には一気に盛り上げた。しかし、その力がいつまで続くかという事は頭にあり、その次の事業も当然考える。現在ITエンタメ業界ではeスポーツ、VRといったキーワードが出てくる。そしてそれにフィットするものの一つとして、スポーツは欠かせないだろう。

IT業界の分析力、マーケティング力でプロ野球がさらに発展し、そしてeスポーツとの連携、VRといったファンも体験をするスポーツ観戦の姿が将来にあるのかもしれない。そのためにIT業界の参入は必須の流れともいえる。

東京ヤクルトスワローズのドラフト会議

売上高1890億円、経常利益727億円(2018年3月期)を誇る企業の支援は、球団にとって大きな後押しになる。契約内容は非公開だが、スポンサー契約の中では最上位の「トップスポンサー」で、金額も破格の規模とみられる。


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