春季高校野球東海大会が開幕した。日大三島vs中京大中京の試合では、日大三島の4番・中泉圭祐選手が静岡大会決勝から2試合連続となるホームランを記録した。
オリックスのスカウト、高校生では上のレベル
中泉圭祐選手は186cm86kgの体を持つ右のスラッガーで、静岡大会の決勝・静岡高校戦で高校通算18号となるホームランを放っていた。この日は4回に低めの変化球を捕え、「ちょっと詰まっていたので入るとは思わなかった」と話したものの、打球はライナーでレフトスタンドに飛び込み、公式戦2試合連続となるホームランとなった。試合も西大三島が3-1で勝利した。
この日はオリックスの牧田スカウトが視察し、中泉圭祐選手について、「飛ばす能力は魅力。押し込んで飛ばす力は、今年の高校生では上のレベル」と評価した。プロ野球では右打ちのスラッガーが希少とされ、毎年スカウトが探すべきポイントとなっている。中泉選手は右のスラッガー候補として、スカウトのリストに加えられた。
中京大中京・上野翔太郎投手は11奪三振も
一方、中京大中京は2年生の上野翔太郎投手が先発して4回にホームランを浴び、9回には2失点し敗れたが、11三振を奪う力を見せた。
ストレートが自慢の上野投手だが、この日はストレートの走りが悪く、変化球中心のピッチングを見せた。まだ2年生だが、状況に合わせてピッチングができる投手で、今後成長してゆきそうな投手だろう。
日大三島の注目スラッガー、中泉、先制弾&適時打 - 中日新聞:2014/5/24
コメント