横浜高・浅間大基選手がホームラン連発、巨人、埼玉西武、千葉ロッテが張った!

横浜高, 高濱祐仁, 浅間大基

 プロ注目の横浜高校・浅間大基選手が、夏の初戦となる厚木西との試合で2打席連続ホームランを放った。この試合には6球団18人のスカウトが視察に訪れた。

先頭打者&2打席連続、4の4

 浅間大基選手選手はこの日、先頭打者でホームランを放つ。外角の球を逆らわずにレフト方向に流し、横浜スタジアムの外野スタンド最前列に放り込んだ。「逆方向のホームランは初めてだったのでびっくりした。」と話した。

 続く2回に第2打席を迎えると、今度は体を巻きこむようにしてライトスタンド中段に放り込んだ。4回もライトフェンス上部に当てる2ベースヒット、6回もセンター前にヒットと、4打数4安打3打点、まさに大活躍だった。

 中学時代からシニア日本代表の4番として2本塁打を放ち世界のベストナインにも選ばれた。横浜高校では2年夏に桐光学園・松井裕樹投手からライトスタンド中段にホームランを放つなど活躍を見せた。

 そして今、高校通算30号ホームランは、甲子園・プロ野球の夢を乗せて高々と舞い上がった。

 

巨人と埼玉西武、千葉ロッテが5球団

 この試合には巨人、埼玉西武、横浜DeNA、福岡ソフトバンクなど6球団18人のスカウトが視察をした。中でも巨人と埼玉西武、千葉ロッテはスカウトトップ以下5人のスカウトで視察を行った。

 巨人・山下哲治スカウト部長は「高校、大学、社会人外野手の中では間違いなく、No・1。パワーが付いたし、広角に長打が打てるのも素晴らしい」と話すと、埼玉西武の鈴木葉留彦球団本部長も「高校生の外野手では1番。センスの良さを感じる。力とタイミング、相手を見る能力も兼ね備わっている。本来持っている力を出したという感じ。」とNO1外野手と評価をした。

 千葉ロッテの諸積スカウトは「打撃にはまだ課題があるけれど、間違いなく上位で消えるでしょう」と話すと、福岡ソフトバンクの福元スカウトは「スケールが違う。格好がいいです。スター性を感じます」と話した。横浜DeNA・八馬スカウトも「走攻守、バランスのとれたいい選手」と評価した。

 巨人・山下スカウト部長は他にも「高校生から入ってくる選手は、2,3年かかるが、そう時間はかからないのではないか」と即戦力の評価もしている。巨人は高校生野手で唯一ドラフト1位候補として浅間選手をリストアップしており、有力な1位候補となる。

 一方、埼玉西武は5人で視察した。昨年は大阪桐蔭の森友哉選手を5人で視察し、ドラフト会議では単独1位指名をしている。外野手は栗山選手、秋山選手が定着し、もうひと枠を木村選手などが争いっているが、栗山選手に変わる次世代の外野手として、2年連続で高校生野手の1位指名もあるかもしれない。

 ただし、両チームとも先発投手にも課題があり、浅間大基選手の1位指名は大学生、社会人など即戦力投手の評価次第という事になりそうだ。もし外れ1位で指名できる時は浅間選手を指名するだろう。

 

高濱祐仁選手は3出塁

 もう一人のドラフト上位候補、高濱祐仁選手はこの日は2つの四球と1安打を記録している。ホームラン数で浅間選手に抜かれるなど、高校3年で浅間選手に注目を奪われている。

 それでも二人は仲が良いようで、浅間選手のレフトスタンドへのホームランを見て「レフト方向は始めて見た」と話し驚いていた。

 3年に入りホームラン数は伸びていないが、この夏に横浜に高濱あり!を見せたい。

 3季連続甲子園出場へ向け、いきなり号砲を鳴らした。初回。左打席に立った浅間は、5球目の外角直球を逆らわずに打ち返した。打球は左翼席最前列へと消える先頭打者弾。「逆方向へのホームランは初めてだったので、自分でもびっくり。みんなもびっくりしていた。よく飛びましたね」と驚きの表情を浮かべた。

 今度は2回、得意の引っ張りで右翼席中段へ叩き込んだ。2打席連発のソロ。4回にも右手一本で振り抜き、右翼フェンス上部に直撃させた。あわや3打席連発の適時二塁打。6回にも中前打に二盗と4打数4安打3打点の大暴れだ。今年から一番を任される浅間は「一振りで流れを持ってこられる攻撃的な1番が理想。センター返しを心掛けた結果だけど、こんなに打てるとは」とはにかんだ。渡辺元智監督も「不動の1番」と称えた。

 夏の到来が浅間のハートを刺激した。今夏、最初の打席でいきなり観衆の度肝を抜いた。初回先頭。3ボール1ストライク。見逃せばボールの外角高めの直球だった。「1番打者として四球を求められますが、僕は長打でチームに勢いをつけたい」としっかりと踏み込んで、左翼席にぶち込んだ。高校通算29本目で初の逆方向への一発は、夏の県大会で3年連続の本塁打。甲子園への号砲となった。

 勢いは止まらない。続く2回。今度は内角スライダーを捉え、右翼席へ公式戦8本目、通算30号となる節目の一発を突き刺した。4回1死二塁の3打席目も右翼フェンス直撃の適時二塁打を放つなど4打数4安打。左へ、右へ―。まるで浅間のショータイム。「こんなに打てるとは思わなかったです」と驚きを隠せなかった。

 西武・鈴木球団本部長
 「センスのよさを感じる。力と(打撃の)タイミングのよさを兼ね備えている。高校の外野手で1番? そうでしょう」

ロッテ・諸積スカウト
 「打撃にはまだ課題があるけれど、(ドラフトで)間違いなく上位で消えるでしょう」


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