中学日本代表4番!長崎海星の2年生の平湯蒼藍選手が甲子園へ

長崎海星, 平湯蒼藍

 高校野球長崎大会では注目の2年生スラッガーが甲子園出場を決めた。平湯蒼藍(ひらゆそら)選手は中学時代に日本代表で4番を打ち、2年夏までに高校通算19本塁打を記録している。決勝でもライトスタンドにホームランを放ち、チームを甲子園に導いた。

名門校から誘われ

 平湯蒼藍選手は東海大相模の吉田凌投手と同じ2年生で、中学時代は海星中リトルシニアでプレーし、3年時にはUSSSA全米選手権の日本代表の4番を打ち、打率.564を記録して準優勝に貢献した。

 横浜高校や智弁和歌山、大阪桐蔭などから声がかかったものの、リトルシニアのメンバーと、そして父や兄の母校である長崎・海星高校に進学をした。

 大阪桐蔭が昨年夏に、横浜高校や智弁和歌山が今年のセンバツで甲子園出場を決める中で、平湯選手は海星の4番として活躍し、この日ライトスタンドにダメ押しとなるホームランを放って、チームを甲子園に導いた。

 甲子園ではリトルシニアで共に注目されていた吉田凌投手や、USSSAの日本代表のチームメイトでもある日本文理の星兼太選手などと戦う可能性もある。ここまで既に19本を放っているスラッガーに甲子園では注目したい。

 初回に2点を先制される苦しい展開に耐え抜いたのも2年生右腕・石場だった。「点を取られても3年生野手が落ち着けと声を掛けてくれた。球の切れがよくなかったけど気持ちを込めて投げた」と2回以降は立ち直った。6回無死二、三塁のピンチで登板した背番号1・吉田が「しっかり流れをつくってくれたので、自分が壊すわけにはいかない。3年生の意地で投げた」と後続を3者連続三振に斬り、ピンチを脱した。

 1、2年生6人のうち平湯、高山、桑原、服部の4人は海星中リトルシニア出身。3年前の秋、全国16強入りしたチームの主力たちだ。中でも平湯は中3でシニア日本代表として米国での世界大会に出場。打率・564でチーム首位打者に輝いた。この日は2―2の5回2死二、三塁に「初球から打っていこうと思った」と内角低めのスライダーを一塁線に引っ張り勝ち越しの2点二塁打。さらに9回、高校通算19本目となる右中間ソロ本塁打でダメを押した。


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