沖縄尚学・山城大智投手、甲子園に別れ大学で

高校野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 沖縄尚学は三重に3-9で敗れ、春に続きベスト8で敗退した。チームは4季連続で甲子園に出場し、成長していく選手の姿を見せた。

4季連続

 沖縄尚学は昨年春に、2008年に東浜巨投手でセンバツ優勝して以来の甲子園出場を果たすと、夏、今年の春、夏と4季連続で甲子園に出場をした。4季連続でレギュラーとして出場した久保柊人選手や、赤嶺謙選手、安里健選手も2年時は代打での出場だったが、徐々に力を付けて今年は春、夏でベスト8まで勝ち進んだ。

 エースの山城大智投手は昨年の春はベンチ入りできなかった。夏は3番手投手としてリリーフでマウンドに登った。そして秋の明治神宮大会で優勝すると、センバツ、この夏はエースとして登板し、徐々に成長した投球を見せた。

 悔しさも課題もある。明治神宮大会、センバツ、そしてこの夏とも、好投を見せる日もあるが、1イニングに大量失点をするケースがある。この日も5回に一挙5失点、センバツでも準々決勝で2回5失点でマウンドを降りた。低めに伸びるストレートを持ちながら、詰めの所で高めに浮く球を投げる事がある。上の舞台では課題を克服し、プロへの道を進む。

 

亜細亜大で

 山城選手は亜細亜大を希望している。東浜巨投手のような甲子園優勝という称号は無いが、大学では1年目から活躍できる投手だと思う。東都の様々な記録を持つ東浜巨投手に少しでも近づいて、プロで同じ舞台で戦いたい。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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