侍ジャパン18U代表、高橋光成投手が148km/h記録、プロ3球団が視察

高橋光成, 岡本和真, 徳本健太朗

 侍ジャパン18U代表は18Uアジア選手権の準決勝・台湾戦に臨み、先制したものの5回に逆転され8回まで1-2と追い込まれた。しかし9回裏にノーアウト満塁にすると、最後は龍谷大平安の徳本健太朗選手がレフト戦にサヨナラヒットを放った。

エースは制球に課題も

 先発したエースの高橋光成投手は序盤から制球に苦しんだ。初回はヒットで、2回は四球で先頭打者を出し犠打でランナーをセカンドに背負っての登板が続く。4回まで必ずランナーを背負りながらも無失点に抑える粘りの投球だった。

 5回も先頭打者に死球を与え出塁を許すと、ヒットとエラーで満塁のピンチを背負い、高橋投手に直撃する内野安打で2点を失った。その後、登板を続けるも続く打者に四球を与えて降板した。4回2/3を投げて3安打4四死球に1暴投で2失点、「制球が良くなかった。5回は0点に抑えようとして冷静でいられなかった」と反省のコメントをしている。

 しかし、この日は昨年夏以降初めて、自己最速タイとなる148km/hを記録した。ストレートは安定はしていなかったものの、やはり伸びと力強さがある球で、復活はほぼなったといえる。

 

プロ3球団が視察

 タイで行われている大会だが、埼玉西武は渡辺SDなど3人態勢で視察し、福岡ソフトバンクも永山アマスカウトチーフが訪れるなど、3球団7人のスカウトが訪れている。

 埼玉西武の渡辺SDは、高橋光成投手のピッチングについて「ポテンシャルは高い。総合的に見た上でひかれる。やはり上位で取る選手。」とコメントをしている。SD以下3人で視察した事から、今年のドラフト1位の本命がこの中にいると言ってよさそうだ。北関東の前橋育英は埼玉県に近い事からも、高橋投手は地元の選手と言える。

 また球団は、昨年のドラフト会議で1位で森友哉選手、2位で山川穂高選手を獲得しスラッガーを揃えた。もう一人、二人を揃えて将来の強力クリーンナップを作り上げるという事も考えられなくはない。その場合は智弁学園・岡本和真選手、横浜・浅間大基選手の指名が有力となる。

 さらに森選手の後輩でもある香月一也選手も内野を守れる主軸候補となる。中村剛也選手とポジションが重なるものの、世代が離れているので問題ないだろう。

 また、福岡ソフトバンクの永山スカウトは岡本和真選手について「1球目からフルスイングする姿勢が良い。木のバットにも対応していますね。」と評価した。福岡ソフトバンクは日本人4番の獲得をずっと狙っている。柳田選手が出てきているものの、右のスラッガーが欲しい所。

 2011年、2012年、2013年とドラフト1位、2位は投手を獲得している。東浜巨投手や加治屋蓮投手が活躍出来ていないものの、そろそろ野手の目玉候補が欲しい所ではないかと思う。その意味ではポスト松田として右の岡本和真選手が有力となりそうだ。

打球直撃降板も、MAX148キロ6K スポーツ報知紙面 2014/9/6

 

スカウト3球団  日刊スポーツ紙面 2014/9/6

 


PAGE TOP