仙台育英・佐藤世那投手、9回12奪三振2失点完投でセンバツ出場当確

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 来春のセンバツにまた楽しみな投手が出場当確となった。仙台育英の佐藤世那投手は八戸学院大光星を9回2失点に抑え、センバツ出場を当確とさせた。

144km/h、12奪三振

 佐藤世那投手は今秋の宮城大会で2試合連続完封を記録すると、この日の準決勝でも最速144km/hを記録し、八戸学院大光星を9回5安打12奪三振、失点は2も自責点は0と好投を見せた。

 180cmから最速144km/hの速球と鋭いスライダーを投げ佐藤由規2世として、センバツでは注目される事になりそうだ。

 

 センバツに出場をほぼ決めている好投手としては、県岐阜商の152km/h右腕・高橋純平投手、奈良大付の坂口大誠投手などがいる。

 エース右腕佐藤世那(2年)が、9回5安打2失点(自責0)、12奪三振と自己最速144キロをマークする好投。「高校に入って一番うれしかった」と、試合後にうれし涙を流した。

 強打の光星打線相手に、4回を除く毎回の12奪三振。失策などで2点を失ったが、8回に自己最速の144キロを記録するなど最後まで全力で投げ抜いた。「点差は気にせずしっかり投げようとだけ思っていた」と話す佐藤世は、壁にはね返されてきた張本人だ。昨秋の光星戦は先発して3回4失点で降板。今夏の東北学院戦は3番手で登板も延長13回に決勝本塁打を浴びた。今秋の聖和学園戦は先発も失策から崩れ、5回4失点で降板した。だが、この日はこれまでの悔しさを晴らす快投。期待に応えたエースに佐々木監督も「ものすごく頼もしかった」と賛辞を贈った。

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