センバツに出場する木更津総合は、1年生で出場した甲子園でショートを守った檜村篤史選手が、復活ののろしとなる3ランホームランを放った。
昨年春以来
檜村篤史選手は1年生の夏に甲子園に出場し、180cmの1年生ショートとして注目された。エラーもしたが、3回戦まで勝ち上がったチームでその試合では5番を任せられるなど、大型遊撃手として将来が期待された。
しかし、昨年は春、夏共に不調が続いた。秋には4番として活躍を見せ始めたものの、ホームランは無く、大型遊撃手も伸び悩んでいたように見えた。
しかしこの日、練習試合解禁となる市立川越戦で、初回にランナーが2人いる場面で4番・檜村に打席が回ると、インコースのストレートを振り抜きレフトスタンドにホームランを叩きこんだ。またその後もヒットが続いて5打数3安打3打点、「冬を越した成果が出ました」と話し、成長を実感しているようだ。
五島監督も「良い感じできている」と話し、手ごたえを感じたようだ。今年の高校野球では仙台育英の平沢大河選手、大阪桐蔭の福田光輝選手など注目の遊撃手がいる。1年生から期待の高い檜村選手にも注目をしたい。
内寄り直球を思い切り引っ張り、昨春以来の高校通算4発目に「うれしい。しっかり打てて良かった」と笑顔を見せた。投げてはエース鈴木が5回を無失点。昨秋の公式戦8試合で防御率0・00の左腕・早川も3回を無難に抑え、五島卓道監督は「良い感じできている」とうなずいた。
4番・桧村が1試合目の第1打席で左越え3ランを放つなど、5打数3安打3打点と大暴れ。「真っすぐを狙っていた。(オフの)振り込みでインコース寄りを飛ばせるようになった」。
プロ注目の4番・桧村篤史内野手(2年)が、先制の3ランを含む5打数3安打3打点と大活躍した。
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