和歌山商・吉中勇人投手が13奪三振完封、東北楽天スカウトが視察

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 高校野球和歌山大会では、和歌山商の左腕・吉中勇人投手が13三振を奪って無四球完封勝利を挙げた。東北楽天のスカウトが視察に訪れている。

快投

 吉中勇人投手はダイナミックなフォームから鋭いスライダーとキレのある速球を投げる投手で、プロも注目をしている。この日は南部龍神を相手に9回を投げて13奪三振、無四球で完封を記録した。

 「直球が走っていなかったので」と話す吉中投手、この日はスライダーを軸として空振り三振を積み重ねた。

 視察した東北楽天・三輪スカウトは「あのフォームでも制球が安定している。変化球でも腕が振れるし、今後が楽しみ」とダイナミックなフォームからのコントロールを評価した。

 「立ち上がりから直球が走らなくてどうしようかと思った」と吉中。それでも変化球主体に切り替え、初回を3者連続三振で立ち上がった。二回以降も味方打線の援護が無い中、相手打線に1本の長打も許さず三振の山を築いていった。

ダイナミックなフォームながらも制球は安定しており、視察した楽天・三輪スカウトは「あのフォームでも制球が安定している。変化球でも腕が振れるし、今後が楽しみ」と語っていた。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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