東海大相模・小笠原慎之介投手は万全、7回3安打12奪三振で完封

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 東海大相模の小笠原慎之介投手は最速147km/hの速球にチェンジアップなどの変化球をきっちりとコントロールし、7回3安打12奪三振を無失点に抑えて完封、納得のピッチングを見せた。

この夏初先発

 1年生から活躍してきた小笠原慎之介投手の最後の夏がスタートした。この夏、初先発のマウンドで小笠原投手は、3回には3者連続三振を奪うなど7回で毎回の12奪三振、最速147km/hを記録した速球や変化球をインコース、アウトコースに投げ分けて見せた。

 球質にこだわった今年、「リリースに100%の力をぶつける」ことを意識して回転の良い速球を投げ、この日は打者25人で外野に飛んだ打球は4つだけだった。3安打無失点でコールド勝利、小笠原投手は万全のピッチングだった。

 

4球団11人スカウト視察

 この日は4球団11人のスカウトが視察、高橋純平投手の投球予定もあったが、阪神は中村GMが姿を見せるなど4人体制で視察した。

 中村GMは「余力を残して投げている感じだったが、アウトコースのコントロールの良さが目に付いた。江夏さんも言っていたが、アウトコースは左投手の生命線。教えられるものじゃない」と話し、「左でスピードがある投手はなかなか出てこない。素材としてはAクラス。将来が非常に楽しみ、逸材だね」と評価した。

 横浜DeNAの稲嶺茂夫スカウトも「これからどんな進化を見せてくれるか楽しみ」と評価、左腕投手では大学、社会人を含めてもトップクラスの評価が固まりつつある。

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【神奈川】東海大相模・小笠原が12K完封!ドラ1候補の実力見せた : 野球 : スポーツ報知 2015/7/22

東海大相模の149キロ左腕・小笠原慎之介(3年)は2点リードの3回に3者連続三振を奪い波に乗った。今夏初先発で毎回の12K。藤嶺藤沢打線を3安打“完封”し7回コールド勝ちした。「数は意識してないですが、空振りを取れたことが収穫」。今秋のドラフト1位候補として格の違いを証明した。

 ポーカーフェイスを崩さない。初回、先頭にいきなり内野安打を打たれたが「粘って抑えられた」。続く打者を空振り三振と投ゴロ併殺で乗り切った。その後も最速147キロの直球とブレーキの利いたチェンジアップを巧みに操り、スコアボードに「0」を並べた。

担当スカウトら3人とともに、初めてグラウンドで見たという阪神・中村GMは制球力の高さにほれぼれ。「余力を残して投げている感じだったが、アウトコースのコントロールの良さが目に付いた。江夏さんも言っていたが、アウトコースは左投手の生命線。教えられるものじゃない」。スカウトのガンでの最速は147キロで、平均142キロ前後。中村GMは「左でスピードがある投手はなかなか出てこない。逸材だね」とうなった。

19日の住吉との3回戦では、救援2イニングで5者連続奪三振。この日も最速144キロの直球と低めへの変化球がさえ、打者のバットが次々に空を切った。「チェンジアップが低めに決まって空振りを取れた」と手応えをつかんだ様子。「奪三振は勝つ要因にはならない」と話す門馬敬治監督も「日程が過密になる前にこれだけ投げられたのは大きい」と収穫を口にした。

 視察したDeNA・稲嶺茂夫スカウトも「これからどんな進化を見せてくれるか楽しみ」と期待を寄せる。

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