東海大相模・小笠原慎之介投手が勝利、千葉ロッテが5人体制で視察

東海大相模, 小笠原慎之介

 東海大相模・小笠原慎之介投手が遊学館に対し、8回を投げて6安打6奪三振2失点に抑え勝利した。この試合を視察した千葉ロッテは林球団本部長以下5人態勢で視察した。

勝つ投手に

 小笠原慎之介投手は1回戦はリリーフで登板し152km/hを記録したが、この日は先発のマウンドに立つとコースに速球と変化球を投げ分けるピッチングを見せた。

 もともとスライダーもコントロールよく投げ安定感の高い投手だったが、スライダーは昨年よりも大きく曲がる球もあり、右打者のインコースに沈む球は空振りを奪える必殺球になりつつある。またここぞというときには外角高めの速球を投げて詰まらせ、また右打者のインハイに140km/h中盤の速球を投げるなど、高校生レベルの投球ではなかった。

 6回に先頭打者を四球で許し、その後2本の2ベースヒットで2失点、「力んだ。勝ったので結果オーライですが50点です」と自らに厳しい評価をしたものの、小笠原投手の成長は間違いないものだった。

 

千葉ロッテが5人態勢で視察

 初戦で9回に打者2人だけのピッチングだった小笠原投手には、この日もプロのスカウトが視察をしている。千葉ロッテはおとといのスカウト会議で小笠原慎之介投手をドラフト1位候補に挙げたが、この日は林球団本部長など5人で視察を行った。

 林球団本部長は「生で見るのは初めてです。ストレートが速くてコントロールがいい。左であれだけのスピードが出る投手は、なかなかいない。」と評価した。また阪神の北村スカウトは「直球で追い込んでチェンジアップで緩急をつけている。サウスポーで高校NO1。これだけの大観衆でどれだけの投球をするか見たかった」と話した。

 千葉ロッテは県岐阜商・高橋純平投手にも林球団本部長が視察を行い高い評価をしている。小笠原投手、高橋投手いずれかのドラフト1位指名となりそうだ。また、阪神はサウスポーでNO1と評価しており高校NO1とはしなかった。こちらも右の高橋投手との選択になる。

2015年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

今秋ドラフト1位候補、東海大相模の最速152キロ左腕・小笠原慎之介が甲子園初先発。9点リードの6回に2点を返され、なお2死一、二塁。「恥ずかしい気持ち。一番、気合が入った」。捕手の外角の要求を遮り、内角高めを突いた。自慢の直球で空振り三振。「勝ったんで、結果オーライ」。最速149キロで8回2失点。エースの責任を果たした。

出場全校が初戦を終え、スカウト陣が引き揚げる中、阪神とロッテが小笠原に密着した。阪神は関東地区担当の北村スカウトが駆けつけて見守り「先発で堂々と投げ、いいパフォーマンスを見せた。真っすぐとチェンジアップは完成品」とうなずいた。一方、ロッテ・林球団本部長は同時刻に京セラドームでオリックスと戦っているなか甲子園へ。「何とかナマで先発を見たいと思って、時間をつくって甲子園に来た。コントロールがいい。欲しい左腕ですね」と収穫を口にした。


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