東海大市原望洋の島孝明投手がこの夏初登板し、最速147キロの速球で5回を2安打無失点に抑え勝利した。この試合には7球団12人のスカウトが視察した。
初登板
島孝明投手は春に最速153キロを記録し、ドラフト上位候補と称されていた。この夏は3回戦まで登板せずスカウトの空振りが続いていたが、この日の4回戦・日大習志野戦で先発した。
島投手はこの日の最速は147キロ、スライダーを織り交ぜて5回を2安打9奪三振で無失点に抑えた。しかし試合後のコメントでは「今日は60点です。ストレートの感覚は良かったんですが、変化球のコントロールがまだまだでした」と反省を口にした。
7球団スカウト視察
この日は7球団12人のスカウトが視察し、中日の石井スカウトは「まだ本調子ではない」と話し、阪神の平塚スカウトも「初めてだし、まだ8割くらいじゃないかな」との評価だった。しかし広島の尾形スカウトは「馬力が違う。これからが楽しみ。」と話した。
「緊張しました」と夏初戦を迎えた島投手、ドラフト会議の指名は3位前後と予想するが、各地でドラフト候補たちが成長を見せており、これから調子を上げてくるかが注目される。
バックネット裏には7球団、12人のスカウトが熱視線を送った。広島・尾形佳紀スカウトは「馬力が違う。これからが楽しみ」とうなった。
スタンドでは7球団のスカウトが視察。中日の石井スカウトは「まだ本調子ではない」と評し、阪神の平塚スカウトは「初めてだし、まだ8割ぐらいじゃないかな」と話した。
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