東海大市原望洋・金久保優斗投手が2回0点、ヤクルトスカウトが「センバツとは別人」

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高校野球千葉大会ではプロ注目の東海大市原望洋・金久保優斗投手が夏始動をした。6回から2イニングを投げ3奪三振無失点、最速は144キロを記録した。

貫禄

既に貫禄を感じさせる金久保優斗投手、中学時代、そして昨年もエース格としてチームを引っ張り、今年もセンバツを経験して、実戦経験では他の投手より頭一つ抜き出ている。

この日の船橋二和戦では、6点リードした6回から登板をすると、大谷翔平投手の投球フォームを参考にして改造した新フォームを披露、2回を投げてノーヒット3奪三振に抑え、144キロを記録した。

制球力はこれまでも定評があったが、さらに良くなったという。この日は2アウトから四球を与え「ちょっと力が入ってしまいましたね」とマウンド上で笑顔を見せた。浜崎監督が「金久保の四球は久しぶりに見たよ」と話すものだった。しかしその後は「外中心にコントロールよく投げられた」と話した。

センバツとは別人

この日は東京ヤクルトの橿渕スカウトが視察したが、「センバツの時とは別人。強さが戻ってきた。スライダーの切れがいい」と評価した。

センバツで金久保投手は延長14回を投げて11安打を浴び、9四死球を与えて、6失点して初戦で敗退した。その悔しさからさらに制球力と安定感を増した投手に成長をしている。進化する右腕、今後も注目したい。

2017年度-関東のドラフト候補リスト

今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕、東海大市原望洋(千葉)・金久保が、船橋二和戦の6回から今夏初登板。144キロを計測した直球を中心に2回無失点、3奪三振も「(緊張で)硬くなって力が入りすぎた」と振り返った。

大谷そっくり金久保 日刊スポーツ紙面 2017/7/17
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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